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タイトル通りです。
今回、ごく普通の小学生だった中学生が高校受験に向けてすべきことを書きたいと思います。
大半のお子さんが、実はこの層に当てはまるので、リアルな話も含め将来に繋がればという思いで書いていきます。
一番上が高校受験を終えまして、様々なパターンを知ってますが、本当に親子で覚悟を持って取り組まないといけない層でもあります。
1.まずは勉強する意義を親子で話し合う。なぜ勉強するのか?を曖昧にしてはいけません。
コメント欄でも書きこみがありましたが、本当にこの通りで、まずは勉強させる(する)動機づけが大事です。
これを吹っ飛ばして、親が勉強環境を整えても、子供は確実に逃げます。そもそも勉強好きな子なんて天然記念物なので。
子供から、「これから絶対に頑張ってやる」ぐらいの意気込みまで持っていけるかどうか。
メンタル改善が第一関門と思っていいです。
ちなみに、高校受験を終えた愚息は、中二病に罹っていたあの頃を
「これじゃ駄目だ。何とかしないといけない。」とは思っていたようです。
現在、中二病真っ只中の娘がいますが、細々と英数先取を自らやっていることから、少しはそんな気持ちがあるのかなとは感じています。
もっとやれーって言いたいですが、そんなことを言ったらやる気を失うのは分かってますので、日々忍々。
まるで、我が子に、「どこまで自分を信用し、黙って見守ってくれるのか試させてもらうわ」と言われているような気分でいます。
高校受験に親があれこれ指示できる余地はほぼないと思った方がいいです。
小6の末っ子も含め、3人ともなぜ勉強しないといけないのか?
勉強しなくてもいい道もあることも含め、かなり時間を割いて話してきました。
綺麗ごとじゃない話もしてきたつもりです。←次回、底辺校の大学実績について触れる予定です。
将来の夢があるならそれも動機づけになります。
とにかく、ここは吹っ飛ばすことは出来ず、避けて通れないところではあります。
反抗期もあります。
もしかしたら、小言だと思って全く聞いてくれない場合もあるかもしれません。
長年の親子関係も左右されるかもしれませんが、うちは子供が3人いるので、この話し合いを何度もやってきたような感覚です。
2.高校の目標をどこにするのか?我が子の実力を冷静に判断し、射程圏内を探ってみる。
ここが非常に難しいところで、うちが公立トップ校に行ったので、結構色々な親から相談されるようになりました。
今流行りになりつつあるコンサル?というのでしょうか。
ちょっとそんな気分を味わってますが、まあ当然の話として目に見える結果を出している子はまあ大丈夫でしょう。
親のプライドと子の実力が伴ってないおうちは、学校の説得も無視し突っ走るので大失敗しています。
「うちの子、英検取ったの」
「何級?」
「3級」
「…」
やっぱり…。うちが小さい頃から英語をやってることをバカにしていたので、気になって勇気を出して聞いてみたらこれでした。
トップ校の場合、3級は論外。
2級でも普通レベルです。
小5の壁でもあった算数でも躓いていたお子さんですので、ミラクルは起きないと確信した時でもありました。
ここのご家庭のよい所は、プライドが高いので、決して大失敗とは思ってなく、
・うちよりもっと酷かったところは沢山ある、
・うちはマシ
といい、公立じゃなくて良かったとポジティブに捉えているので、親のプライドほど邪魔なものはありませんが、ここまで来ると気持ちがいいです。
何が言いたいかと言うと、各学校のレベルをガッツリ調査すること。
これを子供にやれというのは難しく、今はネットでも情報は仕入れることが出来ますので、自分にとって有利な情報ではなく、不利な情報も含め入手して冷静に判断することが大事です。
ここ行きたいというのは誰でも出来ることですが、実力を伴うには、子供に負荷が伴うということです。
親もある程度勉強が必要です。
上記のようなご家族は、トップ層のことを何も分かってない。完全に勉強不足。
無知ほど恐ろしいものはありません。
具体的にどうしたらいいのか?
目標が決まった後、実際に子供が勉強していくための環境を考えないといけません。
まずは模試です。
模試を受けて実力を知ることが大事です。
高校受験生が受けるような模試がありますので、まずは模試を受けて立ち位置を確認することが大事です。
うちは、小学校の頃から全国統一小学生テストを受け続けてますので、その流れで全国統一中学生テストを中2まで受け続け、中3から高校受験生御用達の模試にも参戦しました。
立ち位置が分かったところで、具体的な勉強に入っていきます。
子供の意見を尊重したいのですが、大抵、「塾に行かせてくれ」でしょうか。
小学校の頃の家庭学習が上手く出来ていないことを前提に考えると、高校受験ビジネスのカモにならないよう、塾を上手く利用するのが現実的だと思います。
5教科で躓いているのは、大抵が英数です。
自習室で問題集を解いて、分からない問題は指導時間で質問しまくる。躓きを徹底的につぶす。
“算数”まで戻る勇気も必要。
個別指導のスタイルがよくわからないのですが、指導時間中に問題を解くなんて、そんな無駄なことをやっているのでしたら、速攻で辞めさせます。
完全にカモです。
総論
うちは小学校、いや幼児の頃からと言ってもいいかもしれませんが、一応コツコツとやってきたつもりではいます。
T大卒夫の話だと、
「どんな時からスタートしたとしても、全て理解するようにやっていけばいいだけ」
「でも、殆どの子が途中できつくて諦めてしまう」
と言います。
写真は、末っ子(小6)の夏休みの予定です。
上を目指す子は、高校受験組でもコツコツやっています。
我が家も上に書いた1.~3.までのステップを踏んでやってます。
親も子も諦めずにやっていけば、元の能力や性格がある程度影響するとしても、満足する進路選択が出来るのではないかと思ってます。
親も勉強。頑張ってほしいです。
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