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小学校高学年になると、中学受験する子としない子で生活スタイルが180度変わってきます。
中学受験する子は、通塾が当たり前となり、平日は塾の授業・土日はテストと小学生にして勉強漬けの毎日です。
一方、中学受験をしない子は通信教育や中学高校を見越しての塾通いをしますが、勉強に対してうるさくはないでしょう。
中学受験する子としない子では、高学年で大きな差が開く
当たり前ですが、中学受験をする子としない子では、高学年の頃には愕然とするぐらい学力に大きな差が生じます。
この差ってもう幼児の頃から絶対にあるはずなんです。
うちの子供達は、園児の頃から英会話教室に通っていましたが、既に歴然とした差はありました。
親が医者の子で、将来はもちろん中学受験を考えているご家庭の子は、英会話も貪欲に学んでいました。
意識が他の子と全く違います。
CDももちろん毎日きいているってお母さんが言っていました。
うちの子と切磋琢磨していて、お互いが非常に良い刺激になっていました。
残念ながら、その子は引っ越しで英会話教室を辞めてしまいましたが、引っ越し先でも続けると言っていました。
親子で取り組み方が既に違うのです。
ちなみに、「東京大学卒と医学部卒の子供だから当たり前でしょう」と思われるかもしれませんが、違いますよ。
同じレッスンにもう一人医者の子がいましたが、さっぱりでしたので。
子に甘い?そもそも、母親自身が甘い??とにかく甘々でした(苦笑)。
お勉強に関してもそうです。
大抵、中学受験を考えている家は幼児の頃?下手したら赤ちゃんの頃?いやいや妊娠中?から意識しています。
だから、小さいころ感じていた漠然とした小さな差は、高学年になると愕然とするぐらい広がる一方なのです。
小学校2年生の問題。高学年のお子さんは解けますか?
時間がある時にでも、子供に問題を出してみてください。
1.
まことくんは、計算プリントを112まいもらったので、9月15日から10月23日まで毎日1まいずつしました。
プリントはあと何枚残っていますか?
9月は30日まであります。
◎式も書くこと!!
2.
写真が見にくいので、テキストでも記載しておきます。
右のような形の花壇(8m・9m・2m)があります。
これについて、下の問題に答えなさい。
(1)この花壇を3つの長方形に分けると、4とおりの分け方が出来ます。下の図に線を引いて3つの長方形に分けなさい。
(2)この花壇のまわりの長さを求めなさい。
どうですか?
これは、小学2年最レベ算数問題集の最高レベルから出題しました。
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中学受験の算数は特殊で、学校の授業だけでは絶対にとけません。
ただ、この問題は2年生ですので、学校の内容を理解していれば解けるはずです。
2年生の子が解いているのです。
答えを記載しておきます。
30-15+1=16(9月)
16+23=39
112-39=73
答え 73枚
8×2+9×2+2×2=38
答え 38m
特に高学年の子はスラスラ解けたでしょうか?
何度もしつこいですが、2年生の問題です。
低学年でもこんな難しい問題をフル回転させて解いています。
これが高学年になったら、そりゃ差がつくに決まっているのです。
中学受験をしなくても、応用・発展問題は解いておこう
T大卒夫は、公立中学・公立高校から東京大学に現役合格しました。
そして我が家は子供3人です。
経済状況は中の上といったところでしょうか。
1人私立に行かせるなら、全員を私立に行かせなければなりません。
正直、、、きついでしょう。
(兄弟で上だけ私立にして、下の子はお金がないから公立という考えは大っ嫌いです。)
大学という一番お金がかかる前に、大金をつぎ込むことは考えられないです。
ただ、中学受験をしなくても、応用・発展問題は絶対に取り組むべきです。
公立高校の入試問題で、地域によってですが、トップ高は独自の問題(試験で振り落とすための難題)を出す場合があるからです。
誰もが大学は国公立に行ってほしいって思いますよね?
でも、実際は非常に狭き門です。
そんな狭き門に近づくには、やはり「同じ目標を持つ仲間と学べる環境=トップ高進学」が一番です。
何度も言いますが、基礎は授業で確実にして、家では応用・発展問題は絶対に取り組むべきです。
総論
中学受験をする子は塾で「学校のテストは100点が当たり前」と言われていることでしょう。
T大卒夫は言います。
「中学受験をしなくたって大学受験では対等に張り合うことは絶対にできる」
さて、2年生最レベ算数の問題が解けなかった?もしくは難しかった場合は直ぐに対策をした方がいいです。
今からでも遅くないです。
是非とも発展問題・応用問題に取り組んだ方がいいです。
大学入試で中学受験をした子と対等に勝負出来る力、今から意識すべきです。
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