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塾なしで高校受験に挑む人は、決して多くはありません。
クラスに数人いるかどうかレベルです。
高校受験はプロのアドバイスなしで、どうやって乗り越えたのか?
第一弾:「塾なしの高校受験。トップ校合格はZ会をペースメーカーにする」
第二弾:「塾なしの高校受験。お勧めの市販の問題集は~」
と分けて記載します。
個人的には、塾ありの子達と比較しても、やり込んだ問題の量は変わらないのでは?と思ってます。
受験勉強と内申確保のための中3範囲の勉強を両立させないと合格はしない。
中3の1年間は、
・受験勉強:中学範囲を入試レベルまで引き上げる
・内申確保:定期テスト、提出物等を完璧にし5をもぎ取る
二本立てになります。
内申が大事ですが、内申内申言ってると内申美人になり、摩訶不思議な手段を使って合格を勝ち取ろうとしても大抵が失敗します。
結局、実力と一致した所にしかいけません。
受験勉強、内申確保、両方同時進行となります。
これをうちはZ会をペースメーカーにしてやり遂げました。
結果が出ましたので、これでガッツリ書けます。
(やりもしないものをお勧めって書くのは凄く嫌なので。)
この写真を見てください。
しまった!国語(紫)が1冊、理科(黄緑)混じってるわ…。
1年間で送られてきた量です。
国語(紫)、理科(黄緑)、社会(オレンジ)の3教科のみの量です。
これだけの量を12月までに終わらせました。
実際は、これに市販の問題集、過去問がありますので、この倍ぐらいの問題を1年間で解いています。
4月号~となっているのは、愚息が厨二病に1年間かかりサボりまくっていたので、自ら受験に向けてやりたいと言い出すのを待っていたからです。
申し込みのコースは
「テキストコース特進」3教科で124,524円でした。
塾のなんちゃら特訓数回受けたら、これぐらいいきませんかね。
英語:英検2級を取得済み(なので高校受験に通用する実力があること)
数学:数検2級を取得済み(なので高校受験に通用する実力があること)
で、Z会は受講しませんでした。
英数は、次回の市販の問題集のところで触れておきます。
コメント欄を随時読んでいる方なら知っている話ですが、この特進コースの社会でひと悶着あったことを先に書いておきます。
・受験勉強:入試特訓のテキスト
・内申確保:中3の範囲のテキスト
を4月号から取り組んでいきました。
例えば7月号。
・受験勉強:運動とエネルギー・細胞のふえかた・遺伝→写真右1冊
・内申確保:化学変化とイオン1、自然界のつり合い(共に中3の範囲)→写真左2冊
理科だけで3冊を添削も含め期限内に取り組みます。
※特進ではなく進学クラスの場合、「難関対策演習1~6」がないため、その分送られてくる冊子が1冊少なくなります。
これに、学校の宿題・小テスト・定期テスト、引退するまでの部活動(コロナで大幅に時間が削られましたが。)、行事等、色々と盛りだくさんです。
なかなかハードなスケジュールだったのが分かるかと思います。
中3の1年間は、受験勉強と内申確保を”確実に”成し遂げていかなければなりません。
塾に通っていたら、塾が全部してくれます。
うちはこれをZ会に委ねました。
「自分で読んで理解して勉強を進める」勉強を完全に確立させた。
T大卒夫は何度も言ってますが、自分で読んで理解して勉強を進めていくスタイルでないと、伸びないと断言しています。
つい最近、大きな話題になった共通テストでも、読解力がないと太刀打ちできないと騒がれていましたね。
実際に共テは愚息も解いていますが、読解力(問題の内容を理解する)に関しては、何も問題はなさそうでした。
Z会は解説まで隅々まで読んで理解していったと言ってます。
テキストタイプでも映像授業がついているのですが、結局、1回もみてません….。
金額に含まれているので勿体ない気がするのですが…..。
写真になりますが、雰囲気だけでもご覧になってください。
1.内容を理解する
2.例題を解く
3.入試問題を解く
4.添削問題を解く
5.(解答解説編の冊子を使って)復習する。
小学校中学年ぐらいから、このサイトでも進めている市販の問題集「自由自在 参考書」を使っていたことと中1でZ会を受講していたので、本人にしたら自分で読んで理解して進めていくことはごく当たり前の勉強法でした。
Z会特進クラスの社会を辞めるかどうか迷った時がある。
サイトにも大々的に書いています通り、Z会はレベルが高く、進学クラスですら偏差値60超えるぐらいじゃないと使いこなすのは難しいと感じています。
中3の夏までに単元ごとの土台を築き、入試に備えて難度の高い入試対策を行います。中3から1カ月に学習する量が増えていくカリキュラムです。
対象校
●最難関国立・私立高校
<埼玉>慶應志木、早稲田本庄
<千葉>市川、渋谷教育学園幕張、昭和秀英
<東京>お茶女大附、筑波大附、筑波大駒場、東京学芸大附、開成、慶應義塾女子、巣鴨、早稲田実業、早大学院
<神奈川>慶應義塾、慶應湘南藤沢
<愛知>東海
<京都>洛南
<大阪>大教大附池田、大教大附天王寺、大阪星光、清風南海
<兵庫>灘、白陵
<奈良>帝塚山、東大寺学園、西大和学園
<和歌山>智辯和歌山
<広島>広島大附、広島大福山
<愛媛>愛光
<福岡>久留米大附
<長崎>青雲
<鹿児島>ラ・サール
●最難関公立高校
<東京>国立、西、日比谷
<神奈川>湘南、横浜翠嵐
<滋賀>膳所
<京都>堀川
<大阪>北野、天王寺、茨木
<兵庫>神戸
Z会特進クラスの対象校を改めて見ると、大学合格ランキングでズラリの高校ばかりです。
愚息の場合、圧倒的に力不足であった社会で躓きました。
コメント欄でも嘆きましたので、知ってる方もいらっしゃるかと思いますが、進学・特進クラス共通の冊子はついていけましたが、難関対策特訓に入った途端、レベルが格段にUPし、全然ついていけなくなりました。
完全に別物のようで、高校範囲まで足ツッコんでると。
※国語・理科はついていけました。
社会だけ辞めてもいいよって言ったのですが、Aレベルに受かりたいと思う気持ちがありましたので、結局、最後までやりました。
やり方は上記の通りで、1.~順番にただやるだけではなく、「定着することを目標として」やっていったようです。
今思うと、この難関対策特訓をやってなかったら、Aレベルは届いていなかったかもと思います。
社会はお陰様で底上げもできました。
ここは塾に通っていたら、塾のアドバイスもありますが、うちは塾なしなので、このサイトでもアドバイスを貰いつつ最終的には本人が決めました。
T大卒夫も地方出身ですので、Aレベル>Bレベル(第一志望)のような受け方をしていなく、ここは本当に迷いました。
志望校決めのところでも書きましたが、第一志望合格に余裕があれば、Aレベルは挑戦した方が絶対にいいです!
第一志望合格に余裕がないなら、特進は止めておいた方が無難かと。
断言します。
ちなみに、苦手だった社会は市販の問題集もやり込みました。この辺はまた次回に。
Z会で高校受験。デメリットもあり。
いいことだけ書いていてもよくないので、悪いことも書いておきましょう。
上の写真は解答解説編です。
添削問題の説明がZ会らしくとても詳しく書かれているのですが、全く目を通していません。
添削問題を出して戻ってきて目を通してそれで終了でした。
これについては、次から次へと大量にテキストが送られてくるので、そちらを消化することに優先していたということです。
では、親側からの意見を。
高校受験ですが、最後までスマホは手放しませんでした。
毎日触ってましたね~。この時間減らしたら、ここまで確実に出来たかと思います。
本人はずっと「大学受験の年はスマホ30分も触らないと思うよ」って言ってます。
ふーん、30分以上は触ってたってことね。
折り目もついていなく綺麗でしたが、下の2人のために取っておくことは出来ないので、全て捨てましたよ。
解説は本当に分かりやすいと言ってます。
高校生になりましたが、国語のみ継続しています。
Z会の国語の解説が好きなんだそうです。
模試も含め、色々な解説を読んできたけど、Z会の解説が一番だと言ってます。
中には、なんだこりゃって思うような解説もあるようです。
他の通信教育は使ったことがないので分かりませんが、Z会は間違いないと思います。
総論
「中1~の範囲は入試レベルまで仕上げる」「中3~の範囲は定期テストで高得点を目指し入試レベルまで仕上げる」
と二本立てで取り組んできました。
これを市販の問題集を使って自分で1年計画を立てて実行していくのは、かなりリスクが高いです。
なので、塾なしの場合は、Z会といった通信教育をペースメーカーにして勉強していくのが現実的かと思います。
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