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「東ロボ(とうろぼ)くん、偏差値伸びず東大合格断念」というニュースが飛び込んできました。
そんなニュースに食い入るようにみていた子供達。
私は口酸っぱく「人工知能より上を目指さないと、人生の選択肢は狭まるよ」と言っています。
実際、学校でも担任の先生が授業を脱線した時に「人工知能の開発がもっと進んだら、本当に仕事のほとんどを人工知能が担うことになるんだから」と話しをされたようです。
子供達にとって、人工知能は大人が考えているよりずっと身近なものです。
さて、東ロボくんが東大合格断念というニュースを聞いてどう思いましたか?
T大卒夫は東ろぼくんを開発している国立情報学研究所の話を聞く機会があり、東大合格はありえないと分かっていたようです。
ただ、東ロボくんの「機械学習の効果」は素晴らしく、「MARCHや関関同立は合格圏内、センターの偏差値は57・1」と結果を残しました。
これを見て、どう思いますか?
もう、これこそサイトのタイトル通り「出る杭ではダメ!!出すぎた杭になれ(ちょっと出来るぐらいはダメでずば抜けて出来る)」と言われているようなもんです。
私は本当にあと10年もしたら、人工知能が活躍する日がくると思いました。
実際、人工知能に関してあちこちでお目にかかる国立情報学研究所 新井紀子先生も「職業(ホワイトカラー)の半分がAIで対応できる時代になる」とおっしゃっています。
多くの親が子供にはホワイトカラーの職業を考え、子供に教育費をつぎ込んでいるのではないでしょうか。
AIが奪う職業
1 | 秘書 |
2 | 電話オペレーター |
3 | 運転士 |
4 | レジ打ち |
5 | 事務員 |
6 | 公務員 |
7 | セールスマン |
表を見て、公務員がAIで対応できたら、年々高くなる税金を減らすことにつながるのかしら?と思ってしまったのは、私だけではないはず。
また、逆に大企業でも潰れる時代、安定した公務員は子供に就いてほしい職業の上位にランキングする常連です。
安定した職業なんてなくなる?可能性もありますね。
近年、東大より人気の医学部ですが、医学の世界もIBMが開発した「AI ワトソンくん」が膨大な論文を解析して、適切な治療法を医者に提示することが一般的になると言われています。
子供にはお金で苦労してほしくないと思うなら、なんでもAIより上の能力がなければ高収入に繋がらないのでは?と思ってしまいます。
AIの得意なこと苦手なこと
得意なこと | 大量のデータを分析すること |
苦手なこと | 考えること 抽象的なものの理解 前例がないもの |
AIの「得意なこと・苦手なこと」を見ると、自ずと人間にしか出来ないこともあるのがわかります。
AIが活躍するころには、AIに奪われる職業もある一方で、全体の65%は現在はまだ存在しない職業に就いている可能性があるとも言われています。
でも、今後はAIが基準になってAIに負けちゃダメとなると思います。
我が家はかなりAIを意識した教育(=考える力)をしています。
AIは記憶力では絶対に人間に負けないビックデータを利用して答えを導きます。
今までの機械学習では、絶対に人間はAIに負けてしまいます。
何度も書いていますが、AIを意識してかセンター試験もマークテストから記述式にして、より一層考える力を試そうとしています。
実施している教育は果たして将来通用するものなのか?
人間にしか出来ないこと=考える力・想像力・アイディアをもっと大切にすべきです。
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