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衝撃的なニュースが飛び込んできました。
文部科学省が国立大付属校に「脱エリート化を」 学力でなく抽選で選抜するという内容。
これ、どう思いましたか
私は絶対に反対です!!
文部科学省は金持ち待遇かよ(怒)
文部科学省が国立教員養成大学・学部、大学院、附属学校の改革に関する有識者会議で以下のような提案をしています。
(7)国立大学附属学校についての対応策
○非教員養成系の大学に置かれている学校、あるいはいわゆるエリート校と呼ばれる学校についても同様に、すべての国立大学附属学校は、附属学校の本来の使命・役割に立ち返り、多様な入学者選考の方法を実施すべきである。選考にあたっては、例えば、学力テスト等を課さず、抽選と教育実習の実施校かつ研究・実験校であることに賛同する保護者の事前同意の組み合わせのみで選考する方法や、学力テスト等を課す場合であっても、選考に占める学力テスト等の割合を下げることなど、各学校の特色に応じつつ、多様性の確保に配慮し、そのために必要な教育環境の整備も検討されるべきである。
○併せて、同一の国立大学の附属学校間で、無試験ないしそれに近い形で進学が可能となる、いわゆる連絡進学あるいは内部進学と呼ばれる仕組みについても、各大学及び附属学校において、多様性及び公平性等の観点からの見直しが検討されるべきである。
詳細は⇒文部科学省の有識者会議報告書にて
あの有名な筑波大学附属駒場も当然ですが脱エリート化対象です。
T大卒夫に聞いたら
「ああー知ってるよ。同じ学部にも何人かいた」と。
それもそのはず。超難関私立に並ぶ国立の超難関校ですから。
私立ではなく国立なので、授業料は公立と同様と考えます。
私立よりずっと経済的です。
経済的に中学受験は無理だけど、頭はいい子供の受け皿として国立中学(最近、公立中高一貫校も大人気ですね)という選択肢があるのです。
上で挙げた筑波の他にはお茶の水など、知るぞ知る国立大学の付属エリート中学がありますね。
そんなエリート校を学力ではなく抽選で選抜するというのです。
つまり、頭の良い子も悪い子も運次第で附属中に。
文部科学省は一体何を考えているのか(怒)!!
我が家は小学生3人います。
都会生活なので、生活費もそこそこかかります。
ちなみに、住宅はびっくりするほど高いです。
そんな感じなので、我が家は3人とも中学受験をさせることは、経済的にとても危険です。
例えば、一番上が受験したいといって中学受験をさせて、下2人も中学受験をしたいといってもお金がないから無理とは言いたくないのです。
一番上が受験するなら、下2人も受験したいと思うならさせてあげたいのです。
兄弟なるべく平等にしたい。
これは、T大卒夫や私の子育てで気をつけていることです。
ウワサの保護者会であった方のような考えは絶対に出来ません。
詳細はあり得ない!!NHKウワサの保護者会にて
だから、我が家は中学から私立という考えは経済的にも難しいです。
あとは、小学校高学年で塾漬けの毎日というのも、やっぱり受け入れられないのです。
幸い、子供が「中学受験をしたい」と思う私立中学がないというのも理由ですが。
そんな家族、世の中ほとんどではないでしょうか。
子供2人・3人いて、みんな私立中学を目指せる経済力があると思っているのか?
良い環境を求めることは、貧乏人も金持ちも一緒なのでは?
国立脱エリート化したら、ますます私立中高一貫校が大学入試では優位になるでしょう。
甲子園の現状知っていますか?
公立校ってたったの8校ですよ。
もちろん、上位は私立校独占状態です。
全国各地から優秀な生徒を集めることの出来る経済力がある私立高校には敵わないのです。
一体、国は何をしたいんだか。
どうしていつも下のレベルに合わせるんだ(怒)!!
賢い子を持つ親なら、今から書くことに共感する方がいると思います。
公立 小学校の授業って、言い方は悪いですが
賢い子もそうでない子も同じ授業を受けます。
一発で理解する子もいればそうでない子もいるわけです。
先生が説明して、さあ問題を解いてみましょうと一斉に生徒に問題を解かせます。
その後は悲惨です。
数分でできる子もいれば、10分経っても終わっていない子もいるのです。
例えば、5年生のクラス。
子供の話を聞いていると、
3~4人がトップで問題を解き終わります。
ちなみに、うちの子は「自称 毎回1番」とのこと。
(今度、個人面談があるのでサラッと聞いてみようかな)
そして、数分後、3~4人が終了。
さらに5分以上待って普通のレベルの子が終了。
それでも、まだ終わっていない子が1/3ぐらいいるのです。
賢い子にとってはレベルがあってないのです。
でも、公立小学校は絶対に上の子のレベルに合わせて授業は進みません。
これやったら、脱落者ばかりになって、学校がつまらない子が続出でしょう。
でも、賢い子からしたら、レベルが低くてつまらない時間も多いのです。
地元公立中学に入学したら、差はもっと顕著になるでしょう。
3年間トップで過ごすメリットもあります。
その後はトップ校で勉強三昧の生活が送れるでしょう。
ただ、一方で中学から同じようなレベルの子と切磋琢磨したい子だっているでしょう。
経済的に無理(と言っても、普通の家庭じゃ中学受験って無理だと思っています。)なご家庭がほとんどではと思います。
大学費用を奨学金と考えなら、別ですが・・・。
お金がかからない附属校のエリート化で何が悪い(怒)。
ちなみに、T大卒夫は
「何でもかんでも下に合わせてどうするんだ(怒)。日本はダメになっていくのでは?」と言っていました。
そもそも実験校だから、色々な子を揃えたい
文部科学省の言い分も分からなくもないのです。
実験校だから。
これに尽きるでしょう。
だから、色々な子を揃えて実験したい。
正論です。分かります。
でも、もう中学生・高校生。
これは難しいような気がします。
小学生で限界な、、、そんな気がします。
大人だってそうでしょう。
住む世界の違う人たちと言葉を交わすことすら難しい(凄くエネルギーが必要だったりする)時ってあります。
だから、経済力のある家庭はより良い環境を求めて中学受験をさせるのです。
総論
でも、金銭面で難しい場合は国立・公立中高一貫を検討する選択肢があったっていいと思うんです。
ここで抽選になったら・・・、地元の公立と変わらないですよね。
実験校でどんな子が入ってくるか分からない。
そんなリスクが大きい国立に誰が大切な子を入れたいって思いますか?
誰もいないですよね。
よく、子供の学歴も家庭の経済力で差がつくなんて言われます。
そんなの絶対にオカシイです。
私立中学・高校が大学受験も独壇場であっては絶対にダメだと思います!!
地元国立・公立高校頑張れ!!と声を大にして言いたいです。
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こんばんは。
私も管理人さんと同意見です。
昨日1日参観がありましたが、
1年生のまだ夏休み明けなのに、教科書ひらかない・ノートに書いてくださいと言われても書かない、下向いて消しゴムをいじり授業時間おわる(笑)などなどひどい状況を見てきました。
今からこんな感じで大丈夫なのかと不安になりました。
先生の忍耐力凄いなと思いました。
私立中に行かせるのは無理なので(関東ほど良い私立中がないのも現実)、なんとか公立トップ校を目指して頑張って欲しいなとは思います。
二人のママさんへ いつもコメントありがとうございます。
授業を後ろから見るだけでも、色々と分かりますよね。
1年生でも、先生の話を凄く興味持って聞いている子と練り消しをひたすら作っている子では、どんどん差は開くばかり。
私も授業参観のたびにそんな子を見つけます。
そして、親は「外注もしなきゃ、余計にできなくなる」と思うようで、公文に学研、塾に通わせるという悪循環が・・・。
優先順位が間違っていますよね。
おっしゃるとおり、先生の忍耐力には脱帽です。
やっぱり2番手とトップ校は違いますよね。
トップ校進学へのお気持ち、凄くわかります!!
都内だと都立中高一貫があるので、
国立大附属が脱エリート校化しても何の問題もないと思いますよ。
そもそも国立大附属は、受験対策が無く
中1から塾通いしてる人が多いので貧乏だけど頭が良い子ってかなり少ないと思います。
かいさんへ 初めまして。コメントありがとうございます。
都立中高一貫もありますが、倍率が異常ですね。
地方はどうでしょうか。中高一貫
そう考えると、国立大附属はエリートでいいと思います。
中1から塾通いは国立も公立も大して変わらない印象です。
今は小学校高学年から塾が当たり前になってきています。
私立中学受験は一般庶民が無理して踏み込むところではないと思っています。
奨学金ありきになってしまいます。
我が家のように、子供3人いて中の上レベルの世帯が子供が中学受験したいと言い出したら、、、国立・中高一貫しか選択肢はありません。
そんなごく一般的な家庭でも一定の学力で勝負出来る中学があってもいいのかなとは思います。