課題山積み!!2020年度から実施される大学入学共通テストで振り回される

公開日:2017年5月16日

スポンサードリンク

動向が非常に気になる2020年から実施される?大学入学共通テスト。
今の小中学生の親は非常に気になる内容だと思います。
大学入試はゴールではないけれど、子供の人生に大きな影響を与えることは事実です。
教育の方向転換だってあり得るかもしれません。

文部科学省から大学入学共通テスト大筋の発表がありましたが、こりゃ課題山積みですね。

課題山積み!!誰が採点するんだ(怒)

前から、AI時代に備え、暗記型の脱却を訴えてきました。
ゆとり教育は失敗しましたが、国は諦めていません。
やっぱり、

思考力、判断力、表現力

この3つに重点を置いた教育をしたい考えなのです。

そこで、文部科学省が何度も議論を重ねて出てきたのが、知識詰め込み型の代名詞と言われるセンター試験の廃止でした。

今までは、
マークシートで試験を実施するセンター試験の結果で、何処の大学を受けることが出来るかランク付けされます。
T大卒夫はほとんどの教科を満点近い点数を稼ぎ出したようです。
自分が東京大学に受からなくて、誰が受かるんだ
そんな感じだったと言います。
凡人な私からすると、あり得ない世界です。
そして、大学が独自で問題を出す2次試験では、記述式がどっぷりと出されます。
記述式が全くないわけではないのです。
だから、今までのテストが知識詰込み型とは決して言えないのでは?と思うのです。

とにかく、国は知識詰め込み型の教育を廃止したいようで、

国語と数学が記述式

に変わるようです。

言葉は悪いですが、賢い子も賢くない子も大学を希望している子全員が受けるテストですよ?
このテスト、誰が採点するのかしら?
まさか、受験料を上げるのかしら?
現在、センター試験受験料は2万近くします。
マークシートで2万近くですよ。
教育無償化なんて言っているのと矛盾していませんか?
記述式の採点が平等に行うことが出来るって断言できますか?
採点者によってムラは絶対に生じるに決まっています!!

universitytest3

採点に時間がかかることから、現案は4月~12月の間に2回受験可能?のようです。
なんだか、これだけで大学入学共通テストの先行きが不安なのは私だけではないはず!!

英語は英検を検討

universitytest
英語は実用英語技能検定(英検)など民間の資格・検定試験を導入することになりそうです。
恐らく、英検が有利なのかな?
うちの子も英検を受けています。

高学年から、外国語授業数も多くなりました。
長男の話では、

長男
英語は習っている子が多いはずなのに、誰も発言しない。僕がI
‘m here.と言ったら、先生がgoodjobと褒められたよ

今年英検3級合格を目標にしている長男。
もう、英検は小学生必須資格です。
小学校3年生ぐらいなら英検5級は十分に合格できると思います。

英語が出来なきゃ、スタート地点にすら立てないと思います。
「英語なんて、日本語をきちんと学んでから」と呑気なことは言ってられない状況です。
T大卒夫は
英語で点数を稼げるなら、大学受験はかなり有利になる
と言います。

そうそう、英検と言えばまた公文が「英検合格の4人に1人?」とかCMでじゃんじゃん流していますね。
親子で公文~♪長文もスーラスラー♪
間違っても、焦って公文英語を始めないようにしてくださいね。
公文に行ったって行かなくたって、英語の勉強は出来ますから。
ちなみに、長男のクラスにだって、公文英語の子はたくさんいますよ。

総論

知識重視から、思考力、判断力、表現力重視に重点を置くことに関しては賛成です。
だって、答えのある課題はAIが全部やってくれますから。
答えのない課題にもめげずに取り組むことが出来る子を必要とされる。
これも、賛成です。
常にT大卒夫は「考える力が大切」と言っていますし。

でも、2020年度から実施予定の大学入試共通テストは知れば知るほど反対かな。
前にもアクティブラーニングなんて賢い子しか通用しないにて記載しましたが、そもそも賢い子にしか通用しません。
考える力ってやっぱりある程度知識がないと駄目なのです。

課題山積みのまま実施され、またゆとり教育の二の舞を演じることのないようにしてほしいです。




スポンサードリンク