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2025年度 共通テスト新課程において、情報Ⅰが科目として追加され、国公立理系志望の子達は、
6教科8科目を仕上げていくことになります。
更に、二次では、英数理(国)です。
色々と私も情報収集しようと頑張りましたが、情報Ⅰに関してはあまり出てきていませんね。
もう1年と数か月後の話です。分析しにくいのか、大した影響はなしとなっているのか?
今回、情報Ⅰ追加による共通テストの影響度について書いてみたいと思います。
殆どの国公立大学で情報Ⅰは課す。
京都大学も情報Ⅰの取り扱いについて発表されました。
総点計算時には全学部で圧縮して加算する。結果的に、「情報Ⅰ」は全学部で総点の約1~5%となる。
(共テ各教科50点、情報Ⅰは25点に圧縮。)
どの国公立大学も情報Ⅰは加算されると思った方がよさそうです。
東大・阪大はまだ配点が未発表となってますが、この流れからも圧縮での加算が濃厚?かもしれませんね。
情報Ⅰを配点しない大学はこの3つ
1. | 北海道大学 |
2. | 徳島大学 |
3. | 香川大学 |
旧帝大は選択肢の一つになってますが、北大は可能性として今は低いと感じています。
一方圧縮せず他教科と同じ素点で扱う大学もあります。
東大がまだ配点未発表のため、医学部でみてみます。
※サピックス2025(令和7)年度 新課程入試情報にて、纏められていました。
配点10%超えの大学 | 東京医科歯科(後期)、熊本大 |
配点10%の大学 | 東京医科歯科大学、福井大学、京都府立医科大学、広島大学、大分大学、宮崎大学、琉球大学(前期) |
配点9%の大学 | 東北大学 |
中には1%~3%にとどめている佐賀・長崎・鹿児島は、共通テストの割合が大きいので、情報Ⅰは微々たる影響に抑えたのかもしれません。
他教科と情報Ⅰを対等に扱う東京医科歯科大学ですが、この配分にあまり驚きはなかったです。
ICTについての人材育成に力を入れていきたいと説明がありましたので自然の流れだろうと納得できます。
大学側が求める人物像が、情報Ⅰからもこれが全てではないですが、メッセージが込められています。
まだ未発表の大学もありますので、ここは引き続き注視していきたいと思います。
情報Ⅰは点が取れるのかどうか。
各予備校が情報Ⅰの模試を実施しているので、これは是非とも受けてみた方がいいです。
例えば、東進はまた11月に模試があります。
偏差値だけ少しお見せします。
殆ど消してありますが、ここはご了承ください。
情報Ⅰの対策本も出始めてますので、少し紹介しておきます。
〇共通テスト新課程攻略問題集 情報1 (共通テスト赤本プラス) [ 教学社編集部 ]
〇徹底攻略 大学入学共通テスト 情報1問題集 公開サンプル問題・試作問題 [ 近藤 孝之 ]
〇情報1 大学入学共通テスト対策 会話型テキストと動画でよくわかる [ 植垣 新一 ]
〇高校情報1をひとつひとつわかりやすく。 (高校ひとつひとつわかりやすく) [ 岡嶋 裕史 ]
今まで情報Ⅰの模試は2回受けてますが、どちらも上記のような成績でした。
ケアレスミスレベルで満点逃すというレベルです。
あまりにも情報が少なく、本人に情報Ⅰについて聞いた感じだと、こんな感じでした。
・圧縮されるし、情報Ⅰで差はつかないと思ってる
・差がついたとしても10点ぐらいじゃない?
上位層の子達は取れているから関係なしという考えのようですが、平均点が低いです。
特に、プログラミング。
うちは、小学生の頃からプログラミングをやってましたので、苦労していないのですが、ここは注意が必要です。
他に関しては、情報の知識も必要だけど、どちらかというと日本語・論理的思考を問う問題のようです。
二次の比率が高い大学は、確かに情報Ⅰの影響は低いかもしれませんが、医学部でも共テの割合が高く、情報Ⅰを他教科と同等に扱うような大学は出願時に注意が必要です。
IT化、スキルのある人材育成に力を入れたいのは分かります。
どんな分野でも情報技術を求められているというのも理解できます。
ただ、志望大学のレベルにもよりますが、高校でやるべき量があまりにも多すぎます…。
今の受験スタイルが変わらない限り、結局は、早め、早めで準備して完成に近づけていくしか、方法はなさそうです。
ハッキリ言って過酷です。
情報Ⅰについては、進展がありましたら更新していきたいと思ってます。
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お疲れ様です。
東大の情報Ⅰの配点が出ました。
なんと100点。
うちにとって朗報です。
ちなみに、直近で受けた情報Ⅰの模試も偏差値80超えてました。