読書はステップアップしないと意味がない

公開日:2017年4月2日

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読書は全ての教科の土台である国語力をUPする力があります。
東京大学合格者の特集では、必ず読書が記載されています。

「頭の良さは読書量できまる」

こんなキャッチフレーズまで読書には用意されるのです。

読みやすい本を読んでいるだけは力がつきません

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小学生で読みやすい本と言えば、
かいけつゾロリ
サバイバル

が人気でしょうか?
特にサバイバルは、大人気です。
子供から欲しいといって何冊か購入したご家庭もあるかと思います。
実際、我が家もサバイバルを数冊購入しました。
かいけつゾロリ
サバイバル
が読みやすい理由は
「マンガ」のような構図になっているからです。
サバイバルなんて、まさに学習マンガですね。
余談ですが、このサバイバルシリーズ。
頭の賢い子もそうでない子もみんな大ブームで当然のように何冊か持っていて、貸し借りが繰り広げられています。
科学漫画というだけあって、科学が楽しく理解できるよう工夫されています。

例えば、「ウィルス」と「細菌」。

説明できますか?
サバイバルでは、漫画ですから文字と絵で誰でも分かりやすく説明書きされています。
賢くなりそうな学習マンガのブームに乗っからないなんて他の子と差がでてしまう!!
親も焦りが出ますし、何よりお勉強に役立ちそう。
これなら、我が子に買ってあげたくなりますのは分かります。
さて、我が家も数冊サバイバルがありますが、理由は
「お友達に借りてばっかりで悪いから」でした。
確かに、借りっぱなしは悪いです(笑)ので、こちらも何冊か買いそろえました。

さて、このような漫画を読んでいても、T大卒夫はこう断言します。

「この学習マンガ系を与えていて国語力はつかないでしょう」

歴史漫画も当てはまりますが、勉強が苦手な子は理解しやすいかもしれませんが、国語力は全くつきません。
学習マンガはほどほどにしておいた方がよさそうです。
学習マンガの過信は危険です!!

読書はステップアップしないと意味がない

読書は学年が上にあがるにつれて、本もステップアップしていかないといけません。
小学校3年4年にもなって、読みやすいからと低学年図書の本を読んでいては、何の意味もありません。
どんどん、難しい本を読んでいき、

読み解く力

をつけていかなければならないのです。

例えば、低学年ではこんな感じの本を好みませんか?
うちの1年生の子が借りてきた本です。

まるごとごくり!
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文字数や文字の間隔もこんな感じが低学年図書としてピッタリです。
このような本は沢山あります。
ぜひ、図書館に通って色々な本をとってみるといいです。

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3・4年生向け?かな?と思います。
どうですか?グッと文字数も増えましたよね?
内科・オバケ科ホオズキ医院シリーズです。
もう、10年前でしょうか?
毎日新聞の読み聞かせに掲載されていた話が本になりました。
読みやすいです。
読書好きの子なら、小学校2年生でも読めると思います。
実際、真ん中の子は小学校2年生で読んでいました。
読書のステップアップにはもってこいの本です!!
お薦めです。

さて、内科・オバケ科ホオズキ医院シリーズですが、
オバケ科のオバケを世界でたった一人だけ診察することが出来るホオズキ先生と人間のきょうへいくんが診察をお手伝いする話です。
きょうへいくんが実験台にさせられることで、毎回トラブルに巻き込まれるようです。
子供達が大好きなシリーズの一つです。

学習マンガ サバイバルの中身です。
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どうですか?
文章にこれだけの差があります。

読書をしていないご家庭。
焦りませんか?
ちなみに、国語力ってちょっとやそっとじゃ力がつくもんじゃないのです。
まさに「コツコツ」です。
私は小学生の頃、読書をしませんでした。
中学の頃に国語は怪しくなり、高校で大っ嫌いな教科になりました。
逆にT大卒夫の読書量は凄すぎです。
話を聞いていると、ちゃんとステップアップしているのがわかります。
高学年になると3センチぐらいの厚さを読んでいたようです。
ちなみに、我が家にも高学年がいますが、残念ながらまだまだの気がします。

親子会話の中で要約の練習もしておくといいです

もし時間があれば、どんな本だったの?ときいてみてください。
そこで、答えられなければアウト。
簡潔に5行ぐらいで重要ポイントは抜けがなく分かりやすく要約できていれば、「読み込めている」と思います。
子供達に
「どんな話だったの?」
と聞くと、「ええっと・・・」と言いながら顔はその本の楽しかったことを思い出したのか、必ず嬉しそうな顔をします。
この笑顔が見れたら、まずは一安心です。
読書を楽しめていることが分かりますから。
要約は、1年生はまだ難しいです。
本の内容をズラズラと話すことで精一杯ですね。
ただ、3年生ぐらいからの要約は上手になってくると思います。

総論

何度も書いていますが、国語は全ての教科の土台になります。
絶対に国語力はつけなければなりません。
その国語力をつけるのに、読書は非常に効果的です。

今の子はゲーム・スマホなどに時間をかなり取られています。
うちの子もそうです。
「やることやったらゲームやっていい?」って聞いてきます。

理想は
読書>>>>>ゲーム

でも、現実は
ゲーム>>>>>読書
です。

ちなみに、T大卒夫の考えでゲームは禁止にしていません。
そんな楽しみもあったっていいと。
ただやりすぎはダメとは言っていますが・・・。

今の子供達って、身近に娯楽がわんさか転がっています。
まあ、あの4兄弟を東大理三にいれた佐藤ママのようにがっちり親が管理すればいいのかもしれませんが・・・(苦笑)。
ほとんどの子が誘惑(ゲーム・スマホ)に負けちゃいますよね。
だから、読書の時間って本当に削られているような気がします。

我が家に図書館通いは欠かせません。
一時期、借りてきても読まなかったので、読む子だけ連れて図書館通いをしたことがあります。
※車でないと若干遠いので、仕方なく連れていきます。

即効性のある塾や公文、通信教育もいいですが、本物の学力は絶対に大切にすべきです。




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