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私がよく読む、東洋経済におおたとしまささんが寄稿していたのがきっかけでなぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?をやっと手に取ることが出来ました。
アンチ公文の私が「少しは公文に対して理解できるかしら?」という期待があったので。
世界中の子供が通い、東大生の1/3が通った公文があるのに、それを無視するだけの確固たる教育方針や教育メソッドがおありですか?
最初から吹っ飛ばしてくれます。
上記のような言葉を読者に投げかけます。
うちの子供達は公文は合わない。逆に公文が合うような子供だとこれからの時代は不安かな。
ごめんなんさい。私の本音です。
ちなみに、このおおたとしまささん、公文信者かい?とガッカリしましたが、実際は違っていました!!
私やT大卒夫が抱いていることを、分かりやすくまとめてあります。
客観的に、そしてあらゆる方面から取材した内容を率直にまとめられています。
上記写真の付箋紙の量をみても分かると思います。
期待を裏切る、そんな内容でサラッと読めました。
非常に面白いです。
随所に書かれている。公文は劇薬だということ
公文のメリットは
どんどん先に進める 先取り学習。
ことだと思います。
でも、本を読み進めていくと、やっぱりアンチ公文の方はこれが最大のデメリットと感じているようです。
小学校に入学してきたばかりの近所の子がうちの子に方程式か何か質問してきたようです。
一瞬、はあ?って思ったようですが、適当に答えたら合ってたとのこと。
T大卒夫は、
方程式が解けるからって何?そんなの学年相応になって解ければいいことでしょ。
3学年先を進んでいることが何?賢さはそこではない。
と突っぱねます。
公文式って、先にどんどん進めることが楽しいのですよね。
物事を深く学んで分かることを完全に排除しているのです。
この本に、公文のプリントサンプル(国語・算数・英語)が掲載されていました。
見て唖然。突っ込みどころ満載でした。
ちなみに、物事を深く学ばない。これ、時代遅れですね。
「アクティブラーニング」を既に公立小学校が意識しているぐらいですから。
この本でも「究極の20世紀型教材」と酷評している方がいるとありました。
文章題や図形はあえてやらないと公言している
もう、私が唖然としたのが、これ。
公文式に通っている子は文章題や図形が苦手だから、解けるようにしてと親からの要望があり、1970年代に教材に組み込んだことがあったようです。
しかし、組み込んだとたん、公文式の「教えない・自分で解いていく」というスタイルが崩れたとのこと。
これ、クラスにいる公文生と一緒です。
うちの子供達も
「公文の子は計算はまずまずだけど、ちょっと難しい問題になると「分からない~」って途端にペースダウンする」
これ、公文生の一般的な姿です。
この失敗以降、計算能力を高めることだけに焦点を絞ったようです。
何度も書いていますが、計算は絶対に速い方がいいです。
3人とも、クラスで計算は断トツ1番を狙っています。
そうでなければ、次に(応用問題・発展問題を解くこと)繋がらないので。
計算力はあって当たり前。そんなの、ストップウォッチ片手に100マスやドリル・宿題を解いていれば、公文に通わなくても絶対に速くなります。
大量のプリントを毎日こなす。
子供の大切な幼児・小学校時代を計算力を高めるためだけに時間とお金を費やすこと自体が勿体ないのです。
そんなことを分かっている高学歴で教育資金が潤沢である親の子供は、小学校4年生でさっさと公文から中学受験塾に切り替えて、今度は思考力を徹底的に鍛える。
この一般的になりつつある勝ち組メソッドがより一層、東大生の3人に1人のからくりに一役買っている気がしてなりません。
この本の残念な所はただ一つ。
日本の小学校の数と公文教室の数が変わらない。つまり、公文生はうじゃうじゃいる。
クラスでも公文に行っている子は多く、うちの子供達より確実に先取りをしているのです。
それでも、実際はパッとしない子が多数。
そこをもっと掘り下げて書かれていたら良かったのかなとは思います。
それでも、決して公文の宣伝ではなかった内容に、概ね満足です!!
総論
T大卒夫も、やっぱり東京大学出身ということもあって、中の上レベルの生活が出来ているのかなって感じているようです。
※上には上がいますから・・・。まずまずのレベルです(苦笑)。
高学歴の親なんて、全体の数でみたらやっぱりごく僅かです。
近所の方、ママ友などが高学歴でいい生活をしていたら、そりゃ子供の勉強に力が入ります。
「子供の勝ち組が自分自身の勝ち組」かのように。
そして、あの子もこの子も公文で先取りしまくっている話を聞いたら、焦って公文に入れたくなりますよね。
小学校と同じ数の公文教室があるのですから、そりゃ周りは公文生だらけです(苦笑)。
公文生になったら、また大変。
進度表をみて、親がまた焦って子供にプレッシャーをかけていく。
時代遅れの機械学習に親子で振り回されてどうすのですか?
子供に真の教育を与えることも、親の責任なのかもしれません。
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いつも楽しく拝見、参考にさせていただいております。
我が家には5歳と3歳の男の子がいます。
長男は英語と国語を公文でしていましたが、
国語の宿題は嫌々やっていたので、辞めることにしました。英語は頑張っているのでそのまま続けております。
最近は、ダイソーの問題集でコツコツ家庭学習をしています。
近々ハイレベ問題集をやらせてみようと思っています。
そんななか、「どんぐり倶楽部」というホームページから無料の問題をやったら全然出来ませんでした。
自分のしてきた家庭学習を否定せれるような感覚で、
何をしていいのか分からなくなりました。
出る杭さんもどんぐり倶楽部はご存知でしょうか?
オトコノコママさんへ 初めまして。コメントありがとうございます。
図を書いて頭の中を整理していく感じですよね。
「どんぐり倶楽部」はあのスーパーエリートの関係者ですので、絶対に難しいと思います。
授業で基礎を学び、家では応用・発展問題に取り組む でも書いていますが、市販の問題集ではトップクラスだと思っています。
うちにも園児の頃から周囲に「頭がいい」と言われている子がいますが、スーパーエリートは渡していません。
塾通いも通信教育もしておらず、自力で解いていくことになるので、トップクラスで十分かなと。
年長問題を見てみました。ん~難しいですね。
公文は、、、すみません。本人が嫌ならやめて正解ですよ。
5歳ですから。図書館通いをして本を沢山読むことの方がよっぽどいいと思います。
ただし、本もステップアップは大切ですが。
>最近は、ダイソーの問題集でコツコツ家庭学習をしています。
今はダイソーで十分だと思います!!
100円なのに、良く出来ていますよね!!うちの子供達もやりました!!
レゴ・積み木・プラレールなどは、今しか出来ない学びだと思います。
おりがみ・あやとりも凄く大切です。
サイトでも紹介していますが、「ひとりでできる」ような本を一冊あるといいです。
うちも男2人います。レゴ・積み木・プラレールはもちろんハマりましたが、折り紙・あやとりも大好きでした。
休み時間に折った折り紙を担任の先生がみてビックリしたようで「もらっていい?」と言われてあげたようです。
喜んで帰ってきました。
賢い子は折り紙が得意
賢い子はあやとりが得意
小学校1年生の2学期からは、サイトでも紹介している応用・発展問題には取り組んだ方がいいですが、今は遊びから深掘りしていくことが凄く大切だと思います。
初めまして。
興味本位で「どんぐり倶楽部」のHPを見てみました。
まぁ、上手に親の不安を煽るHPに仕上げてますね。^^
さすが、プロの仕事だと思います!(尊敬)
あの方法で育てると、天才が作れるかもしれませんが
算数の出来ない子もかなり量産されるでしょうね。
うちは、どんぐり倶楽部が否定する方法をキッチリ実践していますが
算数だけなら、どこの私立中学でも勝負になると思ってます。
そういえば、昔どんぐり倶楽部の信者で「考える力」ばかりを力説する人がいましたが
最近見ないですね。。。どこに行ったんだろう?(謎)
個人的には、どんぐり倶楽部より公文式の方が遥かに「マシ」だと思います。
管理人さんに書かせると、公文式がボロクソになりますが
費用が莫大にかかること以外は、特に問題なく計算能力が育成されます。
公文式で文章題までカバーしてほしいなんて言う、「馬鹿親」が問題なだけです。
ありがとうございます!
色々な情報に惑わされてしまい、、
心がすくわれました。
今はカブト虫の飼育を家族みんなでしています。
もう二年目です。
長男は最近はゲームも気になるようで、
まだ我が家にはありませんが。
まだまだ私と一緒に遊んでくれるので、
あやとりや折り紙を一緒に楽しみながらしていきたいです。
本当にありがとうございました!!
これからもブログ楽しみにしています。
オトコノコママさん コメントありがとうございます。
カブト虫2年目ですか!
家族みんなで飼育されているなんて、素晴らしいです!!
我が家はオス・メスで飼いましたが、残念ながら卵を産むことが確認できず・・・。
翌年も頑張りましたが、ダメでした。
カブト虫、寿命も短く私にとっては大変でした(苦笑)。
全く可愛いとも思えず、夜ガサガサ動くたびビクビクしていたぐらいです。
ただ、子供達にとっては凄くいい経験ですよね!!
T大卒夫は「カブト虫は男のロマン」と言い切っていました。
ゲームは仕方ないですよね。
与えないのが親は一番楽ですが、、、。
周りのお友達にもよりますが、小学校に入学するまで我慢させてもいいかもしれません!!
うちの男2人はそれぞれのお友達と飽きずにずっとゲームの話をしています。
私もカブト虫は、まともに触れません(笑)
でも、土をかえたりしてお世話をしました。
我が家の二代目のカブト虫は
今年も卵を産んでくれて、
幼虫になっているものもちらほら、、
また一年お世話確定です。。
ゲームは来年小学生なので、
小学生になってからですね!
色々お話できてとても嬉しかったです。
本当にありがとうございます!
これは、公文のことをあまりわかっていない人が書いているように思います。
一番の誤解は「公文は先取り学習である」という点。
これは嘘です。公文は先取り学習ではありません。公文は、その個人のレベルに合ったレベルの学習をします。
つまり、その単元ができれば、先に進みます。そして、できる人はどんどん先に進み、その結果、先取り学習になるのです。
逆にある単元でつまずけば、そこでストップします。そして、つまずいた単元でストップし、できるようになってから次に行きます。なので、中には、自分の学年よりも下の問題をやっている人もいます。この点から見ても公文は先取り学習ではありません。
それが、本当の公文のよさなんですよ。学校では、その単元が出来ようができまいがどんどん進んでしまいます。その結果落ちこぼれになるのです。けど、公文はそうではありません。必ず出来るようになってから次に進みます。これが公文のよさだと思いますね。私も子供時代に公文をやっていましたが、どちらかといえば、学校の学習震度と同じくらいか、それよりも若干遅れたの単元の学習をしていました。今思えばそれが良かったのだと思っています。
公文に通っていた東大合格者の3分の1も必ずしも先取り学習だった人ばかりではないと思いますよ。
のりさん コメントありがとうございます。
先取りをウリにしていますよね。
公文の子達は、「〇学年先を進んでいる」が自信になっているようです。
英検取得率も大々的に宣伝しています。
>学校の授業についていけない子が自分のペースで進めていく。
これはこれでいいとは思います。
ただ、費用対効果を求めると考えてしまいますが…。
そんな子達が「奨学金借りて大学進学」ではないことを願います。
>「出来ない単元はストップして出来るようになってから次に進む」
ここはおっしゃる通り当たり前なんだと思いますが、なかなか出来ていない親子は多いように思います。
公文式は基本、「高校で勉強に困らないように」設計されています。
「年中年長から中2中3までの約10年間」公文式3科目に取り組むとその効果を最大限享受出来ます。
また、公文式は学校との共存をベースに設計されています。
ただし、公文式は教室によって方針が全く変わりますので注意が必要です。
また、親の管理能力も必要です。
公文式の特性を理解し、適切に取り組めば公文式ほど費用対効果の高いツールは有りませんね。
個人的に思う、公文式の最大の利点は幼少期からずっと取り組んでいると、小→中→高と尻上がりに成績が向上していく点ですね。
これは相当助かります。
中学受験のためだけの塾や、高校受験のためだけの塾は当たり前ですが受験の事しか考えていません。
中学高校入学後の成績は全く読めません。
公文式有効活用が一番楽ですね。
ららさん コメントありがとうございます。
〇幼児・小学生の場合
1教科月7,700円
3教科月23,100円
〇中学生の場合
1教科月8,800円
3教科月23,400円
例えば、年中~中2まで、3科目10年間で計算してみました。
年中~小6 2,217,600円
中1~中2 561,600円
約280万かかることが分かりました。
うちの場合、子3人いますので、約1千万近い金額を払うことになり、お金にとっても余裕のあるおうちならいいのですが、一般家庭では難しいのではないかと思いました。
最後にURLが貼り付けられていますが、削除しました。
申し訳ございません。
理由ですが、
ブログ管理者側が知らないうちにこちらで紹介されていることに、あまりいい思いをしない可能性もあると判断しましたので。
トラブル回避ということで、申し訳ございません。
公文算数数学を大学の経済学部で導入しているらしいです。
理由は数学A,B,1,2が身についていないから。
学び直しに公文を使っているみたいですね。
唖然としましたが実は公文の効果が出るのはデキる子じゃなくて、デキない子じゃないかな。
うちも公文英語を始めてからかなり英語が分かるようになりましたし。
真面目な話、いわゆる教育困難校こそ公文を導入したら効果てきめんかもしれません。
学習ってやれば誰でもある程度は伸びるので。
こんにちは。さん 匿名1さん コメントありがとうございます。
こんにちは。さん、お昼寝しましたか。
私は爆睡していまい、起きてビックリ。もう夕方でした。
こんにちは。さんも息子くんが大きくなり、結果も出しているので、振り返りはこちらも大歓迎です。
確かに最近見ないですが、お元気でしょうか。
公文とどんぐり倶楽部は真逆なんじゃないかなあ。
あとは、はなまる学習会。
信者レベルの方がいたのですが、大々的にこの考えをお母さん達に力説されていました。
考えは素晴らしいとその時は思ったのは事実です。
ちなみに、中学受験は残念ながらうちの子は凄いんだよって話していたところとは全く違う所でした。
公文が大学で導入ですか。
私も驚きました。
やっぱり、推薦や総合型選抜はよろしくないんですよ。
この方式+ペーパーテストも課さなきゃ。
高校受験だってそうです。
内申と実力と乖離している子はいますから。
賢い子は、自分の実力をきちんと分かった上で志望校も選んでいますが。
>学習ってやれば誰でもある程度は伸びるので。
これは、この前主人も全く同じことを言ってました。
こんにちは。さんの最後の一行。
私もヒートアップするとアレなので、この辺にしておきますが、親がきちんと分析した上で子供にさせることが大事かなと思います。
管理人さん、こんにちは。
久々公文ネタが盛り上がっていますね。
私が公文に対して思うことは、教室によって方針がかなり違うということです。
先取りを激推しする高進度教室。がっつり先取りする子たちは、公文以外もがっつりやっています。
その子たちと公文の先取りだけやっている子では、勝負になりません。
ただ、読み書き算盤、基礎を繰り返す事は勉強の基本のキなので、家でそれが出来ない子が公文に通ってペースを掴むのはいい事だと思います。
本当に、問題はお値段だけです。
我が家は通ってはいませんが、教材やステップアップの方法は利用させて貰っています。
こんばんは。経済学部と数学の話が気になり、夜更かしのお供にコメント失礼します!
自分は微分積分など数学や物理が大好きだったので、理系か悩んだのですが、当時は女子はほぼ皆無の学部ということでやめ、得意な科目が活かせそうな経済学部を選択しました。附属から大学でしたが、大学受験して入ってきているクラスメイトが、全然、微分積分をわかっていないので不思議でした。数学が受験科目に入ってないのですね。
我が家には娘が2人おり、数学や物理、好きになってほしいなと思っていますが、自分がどうしてその科目が得意になったのかよく分からないです。ただ、公文もそろばんもやっていなかったので、娘のまわりは公文生だらけですが、公文には興味がわきません。
ですが悩みどころは、小2の長女はハイレベ一年生で泣いており、全く算数得意な気配がない…。以前、管理人さんにグレードアップ問題集を薦めて頂き始めましたが、最初のページでつまずきました(^_^;)
どうしたら算数得意になるのかは、謎ですね!でも学校の算数のカリキュラムは良く出来ていると思うので、なるべく深く学べるように様子を見ながら、こちらのブログを参考にさせて頂き、娘たちも算数得意になるよう引き続き頑張ります♪
今は九九が始まりそうなので、初めての先取りで、おはじき並べてます!ワケワカメになりませんように。
旅好きさん 水色くまさん コメントありがとうございます。
旅好きさん。
本当、久々の公文ネタです。
上の2人が中学生になり、また色々と思うところがあるのですが、公文に関しては、やはり値段がちょっとありえないですね。
算数だったら、図形・文章題もやっぱり網羅していてほしい気はします。
それだと、公文は都合が悪いかもしれませんが。
水色くまさん
夜更かしのお時間!ありがとうございます。
高校受験生がいますが、現時点で言えることは、やはり主要3教科をしっかり取り組むこと。
理・社は、苦手だと後で苦しみますが、どうにかなると思ってます。
うちは、国・社が足を引っ張るぐらいでしたが、今では足を引っ張ることはなくなりました。
お姉ちゃん、小2でしたら、本当にここからが正念場ですね。
グレードアップ駄目でしたか。
あとは、教科書ガイドかなあ。うちは買ったことがないのですが、なかなかいいらしいです。
少しお金が出せるなら、Z会。
ただ、タッチだけは避けた方がいいかなと思います。
無理なくステップアップする方法だ思います。
うちは、ご存じの通り、ハイレべをやりました。
同じく泣きました。最初はただやりたくないだけの泣きもあったかもしれません。出来ないことへの悔し泣きは今でもよく覚えてます。
ただ、当時はとことん付き合って、解ける喜び(算数って面白い)を知ったことも大きかったです。
この経験が今に繋がってると思ってますので、是非とも経験してほしいと思います。
計算を先取りさせると、文章題が解けるという話もありますが、計算以外の図形や文章題などは必ず取り入れるべきかなって子供達や周りをみていると思います。
計算ばかりだと、結局は公文と変わらなくなってしまいますので。
正直、このような問題って慣れもあるのかなって思います。
学年が上がれば解けるとか、周りをみているとそういう話でもないようです。
九九ですが、小2のまとめのコメント欄が素晴らしいことになってます。
ご存じかと思いますので、他の方へのメッセージとして残しておきます。
水色くまさんが頑張れるとおっしゃっている限り、必ず力はついてくると思います。