大学費用、300万?1000万?一体いくら貯めればいいのか?

公開日:2017年5月23日

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子供に教育投資をしている親は、将来、大学受験という一つの大きな目標があるからだと思います。
そのために、それ塾だ、公文だ、通信教育だ、英語だ、地域によっては中学受験だ、子供に莫大なお金をかけている家庭が非常に多いです。
本当に日本中の子を持つ親がセレブにみえます。

でも、実態は大学生の2人に1人が奨学金。
不思議で仕方がありません。

現実は誰もが国公立に入れるわけではない

子供達のクラスにも、習い事が週6日って子も珍しくないです。
高学年の長男の学年の子では、塾も2か所に通っている子もいます。
恐らく、中学受験でしょう。
それでも、お勉強は家庭学習のみのうちの子供達や、他の勉強漬けになっていない地頭のいい子の方がデキがいいようで・・・。
ますます子供達は井の中の蛙状態です。
※全国でみれば、うちの子供達より出来る子はわんさかいるってことを口酸っぱく言っていますが・・・。

こうして、小学生の頃からどっぷり勉強漬けにして、将来は国公立⇒エリートコースを夢見ている親は多いと思います。
理由は学費が安いから。
そして、そんなどっぷり勉強漬けにさせる親の子供に就いてほしい将来の職業は
東大いくなら医学部の医者
でしょうか。
T大卒夫は、「本当に賢い子は医学部より研究に没頭しなきゃ、日本はダメになる」と嘆いています。
ちなみに、T大卒夫は子供に医者より科学者になってほしいのです。

さて、そんな国公立ですが、誰もが入れるわけではないのです。

大体、受験生の5~6人に1人しか国公立に受からないのが現実です。
残りの子は、学費が国公立大学の2倍以上に膨れ上がる私立にいくしかない

これが現実なのです。

さて、我が家は子供3人。
当然、全員が国公立受験しか考えていません!!
学費の問題もありますが、なんせ父親がT大卒夫ですから。
センター試験745点/800点満点で現役東京大学に合格したT大卒夫が
「どこでも入れるでしょ」という考えなので・・・。
T大卒夫は滑り止めの大学すら受けなかった人です。
子供達は受験の時期になったら「やるしかない」道しか残されていないでしょう。

親は一体どれだけ大学費用を用意しておけばいいのか?

親は子供の成績にしか目がいかないわけで、そのためにせっせと教育費をだしてしまうわけですが、実態は2人に1人が奨学金を借りているという摩訶不思議な実態。
よく、1人1000万貯めればいい?とかざっくりとした金額しか出てきません。
そもそも、大学費用は年々高くなっています。

IMG_6562
給料も右肩上がりなら問題ないのですが、現実は右肩下がりですよね。

それなのに、小さい頃から教育費をふんだんにかける親の多いこと。

 国立大学私立大学
文系
自宅通学
500万円700万円
文系
自宅外通学
1000万円1200万円
理系
自宅通学
500万円800万円
理系
自宅外通学
1000万円1300万円
医科歯科大
自宅通学
3000万円?

高いですね~。
そんな時、AERA 2017年4月3日号
で奨学金の特集が組まれていました。
※AERA雑誌はよく纏められていて非常に面白いです。是非、読んでほしい雑誌の一つです。

そこで、実に現実的な数字が書かれていました。

入学時に300万円。
その後は年間50万円

4年間通ったとして、1人ざっと500万円。
これを親が貯められなかったら、子供が大学に行っても奨学金地獄に陥る可能性が高いということです。
この金額を見て分かると思いますが、国公立大学自宅通学の子の最低費用です。
親が大学に行かせたかったら、最低でも500万円ぐらいは大学費用として親が出してあげようよという意味です。

1人500万円出せますか?
2人子供がいれば1000万円の大学費用として出せますか(目処は立っていますか)?
どうですか?結構妥当な金額だと思いませんか?

ちなみに、我が家は何とか目処は立っていると思います。
本音はもう少し教育費は貯めておきたいです。

総論

凄く現実的な数字がAERA雑誌に掲載されていたので、書いてみました。
1人500万は親として用意してあげましょう。
子供に「勉強しろ~」とうるさく言うのもいいですが、やっぱり親が最後にしてあげられることはお金かな。
夢がなくてすみません。
でも、実際はそうだと思うのです。

最低500万だと思います。
国公立で自宅通学なら奨学金ゼロでいけますね。
でも、国公立合格なんて5~6人に1人です。
国公立に合格しなかった子は、私立大学です。
当然、その場合は奨学金を借りなきゃ無理でしょう。
それでも、親が500万円を用意してあげられれば、奨学金の借金も最小限で済むかなと。
奨学金で子供の人生が狂うってこともないのでは?と思います。

500万円用意できますか?
出来ないなら、今かかっている教育費やレジャー費用などをバッサリ削りましょうよ。
親はせっせとお金を貯めるしかないのです。




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