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幼児・小学生に人気の公文ですが、この少子化の中でも顕著に生徒数が増えています。
どうして公文が人気なのか?どうして子供を公文に通わせるのか?
さっぱりわかりません。
公文信者の方にはすみません。
アチコチで書いていますので、ご存じの方も多いと思いますが、私もT大卒夫もアンチ公文です。
公文教室の数がセブンイレブンと同じ数
よほどの田舎でなければ、10分車で走っていれば、2つ3つ公文の看板を見かけることが出来ます。
公文教室の数がセブンイレブンと同じ数ぐらいあるようです。
本当に多いです。公文の教室。
そういえば、うちの小学校の学区だと2教室。
中学校の学区で考えると、5教室ぐらいあるような。。。
本当にコンビニ感覚で通えますね(笑)。
理由は
・フランチャイズビジネスなので、増殖しやすい
・300m離れていれば、教室を開くことが可能
・特別な資格や指導経験は不要で先生になれる
公文の教室を開くには、敷居がかなり低い?感じがしませんか?
サイトを見てください。公文指導者を大々的に募集しています。
教えなくていいんですよ。
指導者の役割は
教えるのではなく「自分でできた!」に導く、それがKUMONの指導者です。
私のような、「学生の頃にバイトで塾経験がちょろっとある人でも成功しちゃうんじゃない?」と思えるような募集内容でした。
公文教室の増殖に一役買っている感じしませんか?
数字に騙される!!公文の広告
コンスタントに雑誌で公文の特集が組まれていませんか?
最近流行りの公文特集のキャッチフレーズがこんな感じです。
・小学生英検4級受験者合格の4人に1人が公文生
・東大合格者の3人に1人が公文生
・学年を超えて進みます
ああー見たことあると納得の方、絶対にいると思います。
数字出されちゃうと、信ぴょう性も高まり、公文に対して凄い期待しちゃいませんか?
もしかしたら、我が子も公文に通えば、小学生のうちに英検3級(中学卒業レベル)ぐらいはとれるんじゃないかな?
もしかしたら、我が子も公文に通えば、東京大学とは言わなくても、国公立大学には合格できるのでは?
とんでもない錯覚です。
だって、4人に1人や3人に1人って母体数に対してではないのです。
成功した人の中での数なのです。
一番上のページにあるグラフを良くみてください。
子供の数は減っているのに、公文生は増えているのです。
母体数がそこらへんの大手塾とは桁数も違うでしょう。
そんなとんでもない母体数を無視して、合格者数から数字を出しても意味がないのです。
ちなみに、上記キャッチフレーズに我が家は両方とも入ります。
・4級まで取得済みの子(6年生までに準2?まで行けるかな??)
・T大卒夫が東京大学出身
残念ながら、我が家はあまり先取りは好きではないので、学年を超えた学力はありません。
公文には一度も通ったことがありません。
むしろ、T大卒夫はもちろんのこと、子供もクラスにいる公文生を見ていて公文は・・・と判断したようで、恐らく家族全員アンチ公文です。
子供達は、計算もクラスで1番です。
(担任の先生からも「どんな問題も1番に終わります。」と毎回言われていますので、本当に1番なのでしょう。)
公文も学研も塾も通っていませんが、公文生を抑えて1番です。
だから、子供も
「公文の子は計算が得意と自慢してくるけど、自分の方が出来るから公文の良さがさっぱりわからない」と言っています。
公文信者は
「まだ小学生だから公文の良さが出ない。高校生になったら、やればよかった公文式って思うのでは?」と思っているかもしれません。
ただ、今は計算はもちろん図形や文章問題もぶっちぎり1番ということだけは伝えておきます。
よくネットで、「クラスで一番早いのは公文生の子達」とかありますが、そんなことないですよ(笑)。
子供達のクラスでは、クラスに5~6人の公文生がいますが、1~3位まで非公文生が占めています。
いつでも入会できて、辞めにくい
公文は入会費・教材費がありません。
※暖房費用を請求する教室もあります。
だから、「思い立ったら公文に通う」ことも可能なのです。
そして、自分の学力相当からプリント学習をしていきます。
非常に入会しやすいシステムだと思いませんか?
例えば、英会話教室なら、初年度にテキストを購入して1年間学んでいきますよね?
だから、途中入会って少しハードルが高いのです。
1年待ってみようか?なんて思って、1年待ったら気がかわっていたり・・・。
ただ、辞めにくいです。
私のお友達も、図形・文章問題が出来ない理由で公文を辞めましたが、教室の先生に引きとめられて大変だったようです。
そりゃそうですよ。
お友達の場合、2教科12960円がプリントを渡して〇つけするだけで、先生の手元に入ってくるのですから。
入会した生徒は出来る限り長く通わせたい、当たり前のことです。
入るのは簡単・辞めるのは難しい
ビジネスとしては、優秀ですね。
総論
なぜ、公文生が多いのか?
こうしてみると、納得いく方も多いのでは?
ここでは詳しく書きませんでしたが、昨今の英語ブームにのってE-ペンシルも生徒数を伸ばす要因になっているようです。
もっと冷静になってみてください。
賢い子が育つ公文式?賢い子はみんな公文式?
T大卒夫は断言しています。
「賢い子は別に公文じゃなくてもいい。
例えば、そこらへんの小さな塾だろうが大手塾だろうが賢い」と。
1教科6480円、我が家にとってみたら大金です。
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海外でKumonの教室を運営している者ですが、興味深く読ませていただきました。Kumonの良さは、どんな生徒さんでも、きちんと学習を続ければ必ず成果が出るところです。学習障害をお持ちのお子さんから、特に勉強をしないでも良い成績が取れるお子さんまで、幅広い範囲の児童のニーズに対応し、成果を上げることができます。また、Kumonは単にプリントを配布するプログラムではなく、指導者が一人一人に合ったペースで、キメの細かいレッスンプランを構築して、導いていきます。生徒さんと週二回顔を合わせ、その度にその子の問題の解き方やお顔の表情までを見ながら内容を調整しています。Kumonに通っているから全員が成績トップになるというのはあり得ない話です。もともとの能力や性格、家庭環境が違うのですから結果に違いがあって当然です。ただ、誰でも、きちんとすればその子なりに力が付きます。Kumonをしたから人生が変わったという話もざらにあります。お月謝はプリント代ではなく、第一に指導者のレッスンプラン、そして第二にお教室に通うことで宿題をきちんとするというプロセスに払っているのではないでしょうか。また、Kumonは算数や国語の知識を得られるだけではなく、自分で新しいことを学ぶ力が付きます。ある意味、各教科の内容よりも、自学自習の力を付けることの方が大きな目標だと理解しています。
全ての親御さんがご家庭できちんとその子にあったペースで学習指導できればそれが理想ですが、Kumonの様なプログラムにも社会的なニーズがあると信じています。多くのKumonの先生は情熱をもって生徒さんと向き合っています。学校の先生と違い、何年も同じ生徒さんと定期的に接することで、子供の成長過程を見守ってもいます。そのような大人が身近にいるというのもお子さんにとって良い影響があるでしょう。
実際に子供を通わせたとか、研修を受けた上で公文式の内容を理解した上での建設的な批判ならやむを得ないと思うのですが、思い込みでの批判は正直、読んでいて辛いです。日本のKumonのお月謝は海外のKumonに比べると非常に低いです。その中で多くの指導者が子供の学力向上のために尽くしているのを知っているので尚更です。
Marikoさん コメントありがとうございます。
公文の素晴らしさを語っていただきありがとうございます。
Marikoさんのコメントを読んで、公文に惹かれる方がいればいいですね。
我が家が大事にしている教育とは違うだけの話です。
上記レベルでしたら、親が子供の成長に応じたプリントを配ればいいです。
一時期公文で○つけのアルバイトをしていました。
また、我が子も一時期、公文をやっていました。
公文は両刃の剣です。
各々のペースで学べる良さ、はあるのですが、親御さんが百点を取ること、学年以上に進むことに目がむいてしまい、我が子は何が苦手なのか、何が得意なのか。に目がいかなくなる方が多いのです。
教室選びに重要なのは、指導者が一人一人を目先の進度にとらわれずに、見れるか。学ぶ姿勢が常にあるか。だと思います。
子供も、学年より先に進んだ、と言われると天狗になってしまいます。学年の勉強全てが入っているわけではないのですが、そういう言い方をするので惑わされます。
教室責任者の先生も、本部から学年以上の子が多ければ表彰されるようで、ゆっくりの子、マイペースの子、より、より早く正確に答えを出せる子を大事にする人もいます。
また、例えば算数の文章題等は、複数の導き方がありますよね。それをきちんと理解してない指導者がいて、解答書と違う導き方をしていると、×になってしまう事があります。私がいた教室は責任者の先生は、ちゃんと良く見て○をしますが、バイトの先生によっては、きちんと見ずに×をつけてる方もいました。見る力が足りないんです。指導者にきちんと力があるところでないと、逆に子供のやる気を削いでしまいます。それはものすごく感じました。
公文の本当の良さは、「自分のペースで学べること」「親が勉強を見てあげれる環境になくても、コツコツ学ぶ事でどんな子でも、基礎学力がつく事」なんですが、そこが抜けてしまうと…ただのプリント競争になってしまいます。
勉強がわからなくなったら、親がちゃんと見てあげれる家庭なら、その方が良いと思います。そういう意味では打たれる管理人さんのご家庭では、公文は全く不必要だと思います。
我が子は四人います。公文を使ったのは三人。一人は中学3年になって、英語の文法が抜けている、と感じたので、半年だけ在籍し、総復習に使いました。半年あれば、3年間の総復習は大丈夫です。
もう一人は小学校4年から5年の終わりまで、理解しているものの、計算が雑でミスが多かったので、計算力安定の為に使い、もう一人は幼稚園から2年生まで、国語のみ。私自身が悪筆なので、書く力をつけようと通わせました。
親が見ると、つい感情的になりそうなので(笑)
ただ、これも、私が公文の教材をある程度わかった上で、どう使うかを決めたので、一般的な使い方ではないですけどね。
はじめまして。いつも参考にさせていただいております。
私は公文に関しては信者でもアンチでもありませんが、公文の宣伝文句にはいつも??と思っておりました。
「東大合格者の1/3が公文生」って
「東大合格者の2/3は公文生ではない」ということでもあります。
それって公文の宣伝になるのかな?
「公文行かないほうが東大合格できる確率が上がる」と言えるような気も…。
それに東大合格者の1/3と言っても
中堅大学合格者の1/5、Fランク大学合格者の1/10が公文生という場合と
中堅大学合格者の1/2、Fランク大学合格者の2/3が公文生という場合では意味が変わると思うんです。
前者の場合「公文で学力上がる(?)」と言えますが
後者の場合「公文しないほうが学力上がる(?)」と言えます。
「東大合格者の1/3は公文生」という数値だけでは何も判断できないと思います。
私の子供のクラスでも10人くらい(31人クラス)公文に通っているようです。
つまり約1/3。
まわりに聞いても同じような割合です。
ただ単に児童の1/3が公文生なので、東大合格者の1/3も公文生のような気も…
※このブログのグラフを見ると、全国の児童数に対して公文生の割合は1/10くらいですね。
ということは私の考えは間違ってますね。
失礼しました。
しかし全国の児童数の中には勉強する気がない児童、教育に関心のない親を持つ児童も含まれてます。
それらの児童数を母数から引くと、1/3に結構近づくと思うんですけどね。
もちろんあくまでも私の独断と偏見です。
私は公文に関しては信者でもアンチでもありませんが
「東大合格者の1/3は公文生」というのは、
いろんか捉え方ができるので、その宣伝文句に飛びつく気にはなれません。
しかし公文のドリルはいくつか利用しています。
ハイレベ100 を取り組む前の基礎の見直しにとても重宝しています。
ドリルを見ていると、子供の苦手とするポイントを抑えていて、教育を研究しつくしていると感じます。
その点では公文に関しては好印象を持っています。
ももこさん コメントありがとうございます。
遅くなりました。
数字のマジックに引っかかる人が多いのも事実なのでしょうね。
英検の宣伝文句もあったと思ったので、公式サイトをみてみました。
「英検3・4級小学生合格者のうち17000人以上がKUMONの生徒!」
とありました。
3級と4級を一緒にしちゃう意図ってなんでしょうね(苦笑)。
ツッコミはももこさんが書かれている通りです。
佐藤ママは公文がなかったら東大合格はないと著書にありましたが、我が家の見解は公文がなくても東大行ったんじゃない?と考えています。
東大、それも理Ⅲは凡人が努力して入るところではなく、選ばれし者が更に努力して入るところですから。
ももこさんの書かれている通り、公文で出来ることは家で出来ることです。
これに8000円近くも払う必要はないかと思います。
ハイレべ100を理解すれば、学校では平均ラインから出来る子層に上がれます。
思考力を問う問題をどれだけ解けるか?にかかっていると思っています。