スポンサードリンク
|
親子就活という言葉をご存知ですか?
文字通り親子二人三脚で就職活動をすることです。
ニュースで
「就職活動に異変 親子就活の実態」なんていうタイトルを見て「まさか?」とは思いそのまま見続けましたが、危惧していた通りの内容でした。
ある父親が「本音は大企業に就職してほしい」とインタビューに答えていました。
これ、本当に狂っています。
子供をより良い企業に就職させるため、親があれこれ動いてしまう
大学4年生 もう22歳の立派な大人を信用できないのか、自分の分身とでも思っているのか、子供を良い企業に就職させようとあれこれ動くなんて狂っています。
世も末ですよ。。。
説明会に親子で参加なんて本当に有り得ないです。
親子二人三脚の中学受験の延長なのか?
そういえば、中学受験に反対していた有名な教育評論家が
「男の子ほど、中学受験はその後の親子関係に影響する」
なんて言っていました。
⚪︎⚪︎業界に行きたいけど、どう思う?
⚪︎⚪︎企業を受ける予定だけど、どう思う?
これぐらいなら、問題ないと思います。
セミナーに親子で参加
エントリーシートの記入を手伝ってもらう
道に迷うのが心配で面接に一人で行かず、親に送ってもらう
もう、狂っています。
私からしたら、本当に考えられないです。
それしか言いようがないのです。
激務な管理職のT大卒夫は
自分で何も出来ない人はいらない。
もし就職先がブラックだったとしても、その間違いを自分で受け入れないと。
親子就活なんてして、もし間違った選択をした時は親のせいにする!!!!
と切り捨てていました。
うちの子供達3人は、親子就活の道はないでしょう。
親子就活しそうな親子はうじゃうじゃいる
さて、親子就活という言葉が先行しているだけで、実態はそんな親子は稀なのでしょう。
しかし、これが5年、10年先となるとちょっと怪しいと思いませんか?
10年先と言ったら、ちょうど今の小学校高学年に当たりますよね?
10年って世の中は凄く変わります。
10年前は子ども会に入るのが当たり前でしたが、今では子ども会に入る人の方が稀です。
どんどん子ども会は衰退していっています。
PTAだってそうです。当たり前のように全員が入会していたけれども、今はアチコチで任意入会を訴えています。
恐らく、PTA自体をもっと時代にあった内容に変えていかないと、子ども会と同じ道を辿ることになります。
そんな親子就活という時代の最先端に乗っかりそうな身近な親子をご紹介します。
1. | ひとりっ子 |
ごめんなさい。 全てのひとりっ子がそんな感じではないと思うのですが。。。 やっぱり、兄弟のいる親子関係とは違うと常々感じています。 非常に密接ですね。 子供1人ですから、両親、祖父母全ての期待がその子1人に集中します。 失敗させないように、親主導で動きます。 側から見ていると、それが気持ち悪いぐらいにうつります。 大抵、呼び方は⚪︎⚪︎ちゃんです。 親が子供の全てを把握しているように感じます。 ただ、さっぱりした親子関係のところもあります。 |
2. | 良い子ちゃん |
反抗期のない親のいうことをきく良い子ちゃん。 うちの近所にもいます。 外ではその反動でずる賢いですが。。。。 親も家にいる良い子ちゃんしか知らないので、何か問題が起きても信じられない。 そんな良い子ちゃんは、間違いなく親主導でも文句は言わないでしょう。 |
3. | 親がプライドの高い |
いませんか? 自分の子供が1番じゃないと気が済まない親。 授業参観で堂々と「お母さんが⚪︎⚪︎くんを抜かしていちばんになりなさい」と言っていたので、頑張って抜かせましたと発表しちゃった子。 周りは失笑です。 ちなみに、そこのご家庭は、ちょっと有名な家です。 家の中では毎回誰かをターゲットにして、「抜かせ抜かせ」と言っているのかしら? ちなみに、最近の授業参観では簡単な計算で躓いていました。。。。 家での会話を想像しただけで笑いが止まらなかったです。 ごめんなさい。視野が狭いです。。。 |
どうですか?
絶対に身近にも親子就活をやりそうな親子って案外多いと思うのですが・・・。
総論
決して親の分身ではありません。
それなのに、親の思い通りに動かしたいと思っている親が随分といます。
むちゃくちゃクレイジーです。
成人式を過ぎた大人ですよ?
アドバイス程度ならいいですが、一緒に就活していてどうするのですか?
もっと子供を信用しなきゃ!!
きっと、全部親主導で中学も高校も大学も決めたのかもしれませんね。
そしたら、その流れで就職も親と一緒じゃなきゃ決められない?のかもしれません。
こうなってくると、結婚だって親が決めた相手じゃないと決断できなくなりそうですね(苦笑)。
就職は人生に大きく影響します。
そんな大きな決断を出来ない子に私は育てたくないですね。
それに、就職という大切なことに私は責任を持ちたくないです。
改めて思います。
「経済的にも精神的にも自立してほしい」と。
これからの就職活動「親子就活」が当たり前になりませんように。。。
スポンサードリンク