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毎回見入ってしまうNHKファミリーヒストリーですが、北野武さんの回は本当に素晴らしかったです。
北野武さんの母さきさんの教育は、子育て真っ最中の親として考えさせられる内容でした。
とても心を動かされたので、書き留めておきたいと思います。
意地がなければダメだ
さきさんがいつも「人間は意地がなければダメだ」とおっしゃっていたようです。
意地という言葉、久しぶりに聞きました。
さきさんは奉公先で裁縫が出来なかったので、便所掃除がメインだったようです。
お裁縫が出来ることで、お給料が変わってくるという説明でした。
負けず嫌いのさきさんは、お裁縫を出来るようになりたいために、自分のおやつを先輩に渡してその見返りに裁縫を教えてもらっていたことがわかりました。
夜中に起きて自分の着物の糸を抜いて練習をしている姿は、言葉になりませんでした。
がむしゃらに生きた「さきさんの意地」が強烈に伝わってきました。
今の子は物に不自由なく生きていけます。
「生活保護」で堕落した生き方も社会問題になっていますよね。
勉強のやる気のない子を持つ親は、「やる気スイッチがない」と嘆く。
でも、そんな甘っちょろい言葉ではダメなんだと思います。
「がむしゃらに、意地でも自分のものにしてみせる!!」
そんな気迫が今の子供達にはありません。
残念ながら、、、、我が子達にもないような気がします。
私自身も反省しなければいけません。
でも、T大卒夫にはそんな意地があるように思えます。
意地でも英語をマスターしたいと、毎日必ず英語の勉強をしています。
貧乏は教育で断つ
貧乏だとまともな仕事につけない。
でも、大学に出ればまともな仕事に就け、貧乏から脱出できる。
お金は奪われることもあるけれど、教育は奪われることはない。
貧乏は悪循環。
さきさんご自身の経験談がそうさせたのだと思います。
たけしさんが明治大学を中退しても、授業料を支払い続けていた話をされた時はビックリしました。
これも、母としての意地があったのかもしれません。
長男の意地
さて、現代っ子のうちの長男も「意地でも終わらせなさい」と溜め込んだ問題集をやっています。
結局、地頭の良い長男が取り組んでいるトップクラス問題集4冊を冬休み中に終わらせる約束をしました。
毎日コツコツやれば決して多い量ではないのに、1年経っても終わってない。
中学受験も考えはじめたなら、それぐらい終わらせようよ。
「終わらなかったら、次の問題集は買いません!!
あなたは発展問題はやらなくていいです」と言っています。
親の本気度も伝わり、一日10時間勉強しています。
努力しない長男、懲りてくれるといいのですが。。。
総論
でも、うちの子供達も含め、今の子供達はその努力・根性・意地がないですね。
子供達が社会に出る頃、色々な人が断言しています。「格差社会はもっと残酷になっていくでしょう」と。
やる気スイッチなんて甘っちょろい考えではダメだと思います。
「絶対にやって見せる!!」とがむしゃらに頑張る姿が絶対に必要なのです。
最後に、、、私の心を動かしたNHKファミリーヒストリーに感謝の気持ちを込めて書いてみました。
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