医学部面接において突出したものは要らない。無難にまとめたらOKです。

公開日:2025年4月15日

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医学部の面接は、国公立・私立の82大学全てにおいて実施されてます。
今回、本命の国公立と併願の国際医療福祉大学の面接について記載することで、医学部の面接について思ったことを残してきたいと思います。
(そういえば、高1の時、東進の医学部82大学模試なんてのを受けてたなあ…。)

↓高1の秋の医学部82大学模試です

高1の時点で、数学だけ戦える立ち位置にはいました。
この辺もまた更新します。

医学部面接は減点方式。問題のある子を除きたいだけ。

総合型だろうが、学校推薦だろうが、一般入試だろうが、医学部には面接があります。
これが最初は何で面接が必要なのか何も知らなかった私にとっては不気味で、ただでさえ医学部という未知の世界に対してハードルが高いのに、更に面接でハードルが上がってました。
そもそも何で医学部が選択肢に残ってんだよ…って思ったもんです。

とにかく、学部を決められない子に合わせていては大変なことになると、私が家事をやりながらYouTubeで面接について調べまくりました。

料理・洗濯の時など、ワイヤレスイヤホンが重宝します!


医学部面接ノート [ 代々木ゼミナール/Y-SAPIX ]
一冊あるといいです。
コメント欄で教えてもらいました!

役だった他サイトのリンク貼っておきます。
〇メディカルラボ無料講演会
〇医学部受験マニュアル
〇国立医学部受験情報

そこで分かったのは以下のような子を省く試験だと分かりました。
どこの大学も、「いくら点数が良くても、面接でNGなら不合格」と書いてあります。

・コミュ力・人間性が壊滅な子
・医者になってはいけないような子、つまり医師になる最低限の素質があるかどうか。

こんなの、面接だけで分かるのか?って話ですが、性格が悪いとか、そんなレベルでチェックするのは難しいですが、上のような子を見破ることは可能だそうです。
面接がない時代、上記のような子も医者になれたとしたら、一緒に働いている医療現場も大変なのかもしれませんね。
「チーム医療」という言葉は何度も目にしましたので。

どこの大学もアドミッションポリシーが存在しています。
そして、どこの大学も、偏差値関係なく、「協調性・コミュ力の大切さ」が書かれてますね。
あとは、私が思ってる以上に、医学の分野でも国際化を重視していることが分かりました。
海外志向もあるので、その点でも医学部に魅力を感じたみたいです。

面接を頑張るなら勉強で1点でも多く取ること。

人間性に問題があるかどうかだけで、加点方式で合否判定がつくものではないので、医学部受験について説明している人は、どの方も
「面接を頑張るなら勉強で1点も多くとることが大事」
って言ってました。

うちは、国際医療福祉大学と国公立前期の2大学を受験しましたが、
国際医療福祉大学→学科試験で点数が取れた子が面接に進める
国公立前期→学科試験の次の日
ですので、とにかく点数勝負です。

学科試験で点数が取れないと次のステップに進めず話になりません。

面接点・調査書点がある大学は注意。

面接点は大きく分けて、点数化されている大学と点数がつかない大学(つまり2次試験に面接点が含まれない)の2パターンあります。

傾向としては、偏差値が高いと面接点がなくなる傾向にあります。
アカデミックな部分では、そこまで人柄は求めてなく、頭脳が欲しいのかも?しれません。
上に書いたようなアウトと思う人物のみ落とすだけの面接として機能してそうです。

逆に地方国公立は点数化されているところが多いですね。

“色々と賑わせている”筑波大。
東大は共テを受けないといけないから絶対になしと思ってましたが…。
産まれた時から特別な子だから、人生も特別ルートで納得できます。
ただ、そうはいっても筑波大は国公立大学だし、他の子達は特別ルートではないわけで、特別な子に合わせるような大学生活にならないといいですね。
今まで頑張ってこれたのって、プライスレスな大学生活を送るためなんですから。

1. 共通テスト

国語:200点
数学:200点
社会:100点
理科:200点
英語:200点
情報:50点

傾斜配点が情報しかないので、一般的な配点ですね。

2. 2次試験

400点満点
数学:300点
英語:300点
物化(生):300点
面接:500点

前からブラックボックスと言ってる理由が面接点500点!

怖くて受けられないなあ。
今だから言えますが、ここの学校推薦行けたかもでした。
あ、間違えました。多分、調査書が足りてません。
この話については、また「これからの時代、一般受験は残念と思われます。(仮)」で更新します。

筑波大医学群医学類は募集枠も少なくて、地元の子じゃないと怖いです。

面接といえば秋田大学はよく出てきてましたね。

1. 共通テスト

共テ600点
国語:100点
数学:100点
社会:50点
理科:200点
英語:100点
情報:50点

社会に傾斜配点がついているのは理想的です。

2. 2次試験

400点満点
数学:100点
英語:100点
面接:200点

2次比率40%

6年だけ秋田にきて、すぐに地元に戻ってしまうのを防ぐために、英数:面接=1:1としているという話でした。
医学部では、地域枠を作って下駄をはかせる制度を作るくらい、残ってほしい。
深刻ですので、やむを得ないのだろうと理解しました。

地方国公立で、面接点の配点が高い大学は出願時気をつけないといけません。
こういう情報も、しっかり入手しないといけません。

他にも特徴ある入試をしている国公立大学はあります。
奈良県立、広島、岡山、理科の入試がない旭川など。
勝算があるかしっかり見極めていかないといけません…。

国公立医学部に入りたいなら、全国区で考えないといけないと、受験が終わり周りをみていて改めてそう思いました。

国際医療福祉大学の面接について

国公立の面接は、書くとアレなのでスルーしますが、
「面接で落とされることはまずないね。」って言ってました。
笑顔で終わったそうです。

一方、国際医療福祉大学ですが、印象に残ってたエピソードを書いておきます。

・第一志望の大学はどこですか?
これは、前にも書きましたが、正直に答えたそうです。

・数学について
どうやら数学が突出して出来ていたそうで、とても褒められたそうです。
私立は学科試験が通った子が面接にいけるので、既に点数が分かった上での面接になります。

国際医療福祉大学は少々圧迫面接もあるのが通例のようです。

そこから、数学がこんなに出来るのに、何で医学部なの?って聞かれたとか。
「他のことがやりたくなったから」って答えたそうです。

他にも、スポーツのこととか、高校で何でやらなかったの?って聞かれ、これも上と同じ返答をしたそうです。

あとは、第一志望優先でやっていけとT大卒夫から猛烈なプレッシャーもあり、根掘り葉掘り聞きませんでしたが、面接の先生方は鋭い質問を投げかけられ、完敗だったようです。
流石だったと。
口コミも読みましたが、受験生は最後返答できない状況まで追い込まれるのが通例みたいですね。
そこでムッとしたら駄目なんでしょうか。
うちは、「試験の先生達、流石だった」と思ったそうで、これが合否を分けるキーになってくるのかもしれません。

私立医学部によっては、医療用語もある程度やっていかないといけないようですが、国際医療福祉大学は、一般的なトピックスだったみたいです。

総論

医学部を選んだ時点で職業が決まるので、面接=就職と思った方がいいです。

加点ではなく、減点方式。
普通に生活ができてるのであれば、そこまで怯える必要はないのかなと思ってます。




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