東京高校受験主義先生の本「中学受験をするか迷ったら最初に知ってほしいこと」は高校受験の今が明かされている本です。【前半】

公開日:2025年2月18日

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今回は、東京高校受験主義先生の本、「中学受験をするか迷ったら最初に知ってほしいこと」を読んだ感想になります。
最初は色々と書こうかなと思ったのですが、著作権もあると思いますので、前半編は帯にあるチェック項目を元に忖度なしの感想中心としました。
後半編は、「じゃあ、この本を読んで、一体どれぐらいの親子が高校受験に決められるのか?」をテーマにして更新予定です。
後半”戦”はちょっと勇気が要るなあ…汗。

「中学受験」をするか迷ったら最初に知ってほしいこと 4万人が支持する塾講師が伝えたい 「戦略的高校受験」のすすめ

中学受験の割合がどんどん増えていき、高校受験を選ぶと(頭が悪い・お金がない・親が子供のことを考えてない等と)肩身の狭い思いをする我が家からすると、この手の本は新鮮ですね。
頷きながら読めました。
ありがとうございます。

高校受験についての”今”をしっかり記載している本。高校受験の良さを知ってほしい。

上の2人が高校受験終了。
そして、4月から高校受験生になる末っ子の3人を育てている私が読んだ感想としては、高校受験についての”今”をしっかり記載している本でした。

内申については、このサイトでも詳しく書いていますが、学校間格差以外は合ってます。
学校間格差はあるでしょう。だって、問題のレベルがそもそも違うのですから。
内申をつける判断材料であるテストを全部同じにしたら、学校間格差はないと言えます。
中3の2学期に五月雨登校した娘、1学期は普通に登校していたので、内申を斜線で出せなかったのが分かります。

附属高についても詳しく書いてありました。
こちらは、後半編で更新したいです。

本の帯にある
「中学受験に向いている子、向いてない子をみきわめよう」
こちらを一つ一つチェックしてみます。
6.は私が追加しました。

1. 同級生よりも幼いところがある。
長男:〇
長女:✖
次男:△
2. まわりの人に流されやすい。
長男:〇
長女:✖
次男:〇
3. 友だちと遊ぶのが何より楽しい。
長男:〇
長女:〇
次男:〇
4. 熱中している習い事がある。
長男:〇
長女:〇
次男:◎
5. やさしい性格で、競争が好きではない。
長男:〇
長女:◎
次男:〇

6. 子供1人なら年収1,200万円ある。

我が家は子供3人なので、高校受験主義さんの本だと私立中高一貫校なら1,500万円とか、それぐらいないと駄目ってかいてありました。
その通りだと思います。
中学受験のおうち、本当にそんなにある?って言いたくなりますねー。

1.~6.まで、1つでもチェックがついたら、注意らしいです。

うちは3人ともチェックつきまくりなので、中学受験をしていたら、どうなってたかと思うと恐ろしいです。
まあ、6.でアウト。国立か公立の中高一貫の選択肢しかないですが、1.~5.でチェックつきまくりなので、子供を潰していた可能性がありました。

チェック項目は、全部小4~小6の頃を思い出してチェックつけました。

例えば、
1.同級生よりも幼いところがある。
長男:〇
としましたが、今は全くそんなことはなく、私より大人だなと思うことも多々あります。
PTAの大人げない大人よりよっぽど大人の思考です。
小4~小6と中学生は全然違います。
高校受験で成長したと言っても過言ではなく、逆に高校受験の方が合ってるということです。
※このサイトを読めば、それが分かります
※反抗期、酷かったなあ…

続いて気になったチェック項目は
5.やさしい性格で、競争が好きではない。
長女:◎
としました。
これは本当に注意が必要です。
うちの娘は、このサイトをずっと読んでいる方ならご存じだと思いますが、中3で学校に行けなくなり、家族が崩壊寸前になりました。
一文で書いていることで軽く受け止められると嫌ですので、不登校のカテゴリを全部読んでください。
壮絶です。

不登校の子どもが増えているニュースをみる度に辛くなります。断定できる解決策はないのですが、自分なりに娘が高校入学してからの1年間を振り返ってみると、見えてくるものはありました。
行きたい学校が緩く・軽く受験をする感覚で行けるならいいですが、そうでないなら競争が不可欠です。
娘は学校に行けなくなるまでは、2歳上の兄と同じ高校を目指していました。
でも、不登校をして方向転換。その理由の1つがこの理由でした。
親は、塾にいれ、激しい競争の中で嫌でも競争心が芽生えるとか思うのでしょうけど、これは甘いですね。
元々持っている素質というものを軽く見過ぎです。
中学に入ってから薄々気づいていましたが、ハッキリわかったのは中3の時の部活でした。
たかが小4~小6で、親が子供を的確に分析できるならいいですが….。
経験値爆上げした私が思うに、子供を潰すことなんて簡単だということです。

余談ですが、高校の体育の授業で、中学までやってたスポーツだったそうです。
部活でやってた子も他にいたそうですが、無双だったとか。
これで、モヤモヤしたものは解消されたかな?
今はまた初心者で某スポーツを楽しんでいます。

うちは3人とも小学校から大学卒業まで国公立で考えてますが、高校受験では、私立単願という制度もあります。
私立高の助成金も貰えますので、この切り口で言ったら、選択肢としてはアリなんだと思います。
この切り口で言ったらです。
高校は義務教育に近いですからね。

末っ子はご存じの通り、とあるスポーツに熱中していました。



今は全く別のスポーツを部活で始めました。部活内ではついに前からやってた子を抜かしまして、練習相手がいない状態に。
※部活内での話であって、上をみたらうちなんてショボいです。
こんなことになってしまったので、保護者からの末っ子や私に対する当たりが強くって。全部上手く処理していますが、それが余計に気に入らないようです。
大人の嫉妬というものは恐ろしいです。

上の2人と違って、勉強の素質という面でいったら…なので、もし中学受験となったら大変だったと思います。
この本にも書いてありました通り、中学受験と高校受験では測る能力が別物です。
ちなみに、大学受験は中学受験と高校受験を掛け合わせた感じ?
東大・京大、旧帝レベルの医学部を目指すのでなければ、素質は変わりませんが、本人の努力で十分に戦える気はしています。

後半に続きます。




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