不登校・行き渋り(五月雨登校)。理由は無気力ではなく、必ず学校に原因があります。

公開日:2023年12月18日

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今回から、不登校・行き渋りについて書いていきます。
色々とあり過ぎてますので、何回か分けたいと思います。
ちなみに、行き渋り・登校渋りのことを五月雨登校というらしいです。
うちの娘が学校に行けなくなり、色々と調べて知った言葉です。

何とか学校に戻ることが出来ましたが、これを当たり前だとは思ってないです。
そして、今も苦しんでいます。
ここを先にお伝えしておきます。

不登校・行き渋り(五月雨登校)。理由は無気力ではなく、必ず学校に原因があります。

高校受験生なのに学校に行けなくなりました。
片手、両手では収まらないレベルの日数を欠席しました。

こんな大事な時に登校拒否ってどういうこと?

最初は身体の不調を訴えてきましたが、夏休みの過ごし方をみていても不安な感じだったので、凄く嫌な予感がしました。
夏休み明けは気をつけてってよく言われてましたが、まさかうちのこと?

9月上旬にある実力テストを欠席したのには、とてもショックでしたね。
コロナも流行していた時期ですので、予備日も設けられていましたが、それも欠席。
※この件は少しコメント欄でも触れてます…涙
内申には入らないことで私のメンタルも何とか保たれてましたが、ああ、これは大変なことになったなって途方に暮れました。
そして、この頃、長期コメントクローズに踏み切りました。

この子だけのことを考えるのは絶対に良くないと思っていたので、医学部について調べては更新していたと思います。
コメント欄については、きちんと説明しなきゃと考えていたので、更新しました。
それがこれです。


2.の家族のゴタゴタ理由。
解決に向かってるって書いてありますが、全然でしたね。
その時は、一歩進んだ時だったのでしょう。
コメント欄にも書いていたと思いますが、一歩進んでは二歩下がる状態でした。

この頃、文科省から30日以上休んでいる全国の小中学生が約30万人と発表され、苦しんでる親子は我が家だけではないんだなって思い知った頃でもあります。
過去最多。当事者としては、このショッキングな数値に社会問題と捉えました。

国はこの社会問題に対して本当に向き合う気はあるのでしょうか?

令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果で検索してみてください。
pdfでヒットします。

これをみると原因の一位は無気力になってます。
何で??

不登校の要因(主たる要因として多いものは以下のとおり)
人数 不登校児童生徒に占める割合

無気力・不安 154,772 人 51.8%
生活リズムの乱れ,あそび,非行 33,999 人 11.4%
いじめを除く友人関係をめぐる問題 27,510 人 9.2%
親子の関わり方 22,187 人 7.4%
左記に該当なし 14,814 人 5.0

何で不登校の要因が無気力なのか。
現場は学校で起きてるのだから、学校が原因に決まってるでしょ!!
って思いましたが、目の前にいる娘は無気力でした(涙)

また別途書きますが、学校に行かないどん底の時には、
・生きている意味がない
・もう将来はどうでもいい
・学校に行く理由が分からない
と絶望的なことしか言わなくなっていました。
本当にこんなことしか言わないんですよ。
親としては、将来がみえない我が子をどう導いたらいいのか、頭が狂いそうになるぐらい悩むんです。
そして、このような状況になってしまった我が子と向き合わないといけない親は本当に辛いです。
本人は辛いけど親はもっと辛いという内容の更新した通りです。

以前、娘が、
「今が大事なの!」と言った時がありますが、無気力になった原因はこれです。



全て学校で起きたことです。
深く傷つき、このことがあって学校に行くのが辛くなり、学校に行けなくなりました。

少し前にも書きましたが、心が深く傷ついてしまった時、心だけではなく身体にも影響が出てきます。
うちの場合、頭痛と腹痛でした。
学校に行けなくなる前、我慢して学校に行ってた時、よく保健室に行ってたようです。
この辺もまた、対応策と言ったらいいのか分かりませんが、病院にも行きましたので別途書きたいです。
この症状はまだ完全に治ったわけではないですが、腹痛に関しては落ち着いてきています。
行きたくない気持ちが体調にも影響する。
まさしくこれでした。

こんだけ不登校が増えた理由に、「親が不登校を許しているから」「親が甘い」というのも聞きますが、これも違いますね。
許しているのではなく、許していないけどそうするしかない状況と言った方がいいのかもしれません。
親は学校に行かせたいに決まってます。

ちなみに、学校側は当初、受験ストレスと思ったようです。
実力テストを休んだので。
これについて、本人に聞いたら、ブチ切れてました。
「そんなわけないでしょ。小テストとかは受けてる理由は何て説明するの」って。
これも学校には誤解されてると嫌だったので伝え、すぐに「そうですよねー。そんなわけないですよね」って訂正されましたが。
全否定はしませんが、まあ、あの子の受験スタイルは英検の時のような感じですからね。
これについては、こういうスタイルということで…涙。
こういう向き合い方をする子の親はそれはそれで悩むんです。


文科省が学校に聞きながら集計したようですが、不登校の要因は無気力ではないです。

無気力は結果であって、要因は学校にあるんじゃないですか?
学校で心が深く傷つき悲鳴をあげ、現実に絶望し、結果無気力になる。
子ども達は、今も大事。その今を変えたいけど変えられない。現実逃避。無気力になる。
違いますか?

不登校はその子の人生を狂わせます。
家族も苦しみます。
その原因を学校のせいにされたくないですもんね。

本人にも非が全くないわけではないです。
うちの子に対して駄目なところも勿論あります。

ただ、要因を無気力にするのは違うでしょう。
これで文科省は改革が出来るのでしょうか?
当事者になったことがないからって机上論で進めないでほしいと心から願います。




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不登校・行き渋り(五月雨登校)。理由は無気力ではなく、必ず学校に原因があります。」への1件のフィードバック

  1. 打たれる管理人 投稿作成者

    お疲れ様です。

    一気に大量のZ会が届きました。
    兄は出来ましたが、、、どうするかなあ。←コメント欄早く開けてまた交流したいですね。

    親のスタンスとしては、刺激せず見守ります。
    そうそう、無気力になって、普通に登校出来るまでの間は親もめちゃくちゃ責められました。
    責任転嫁、他責。辛かったです。
    この辺も書きます。

    返信